葉芸きらり〝ミヤマムギラン〟 (宇治市植物公園)


《城南新報2016年6月19日付紙面より》
 
 京都ミヤマムギラン会(遠藤忠汪会長、約50人)主催の第8回展示会が18日、宇治市植物公園で始まった。
 江戸時代からの古い歴史を誇る園芸品種が少なくない中、ミヤマムギランが脚光を浴び始めたのはここ20年ほど。日本の固有種で、愛知県を北限とし、九州までの太平洋岸に自生。葉っぱの柄を斑(ふ)と呼び、珍しいものほど複雑で値打ちが高いと珍重される。「深山(みやま)にある麦のような蘭」は、湿気を好み、川の両筋やダム近辺で見られ、手の届きにくい崖上などに多いという。
 遠藤会長は「愛好会は日本でここだけだったが、関東や九州で発会の動きもみられる」と期待を膨らませる。
 今回は、15の席飾りなど206点を出展。きょうも午前9時~午後5時。入賞は次の皆さん。
▼府知事賞=村井秀之進▼京都市長賞=今津恵美▼宇治市長賞=米谷昌也▼城陽市長賞=遠藤忠汪▼宇治市公園公社理事長賞=外村進▼宇治市植物公園園長賞=太田義久▼愛楽園賞=高野健作▼中透の部最優秀賞=遠藤忠汪▼中斑の部・同=高野健作▼縞の部・同=山中二郎▼覆輪の部・同=村井秀之進▼散り斑の部・同=佐藤孝男▼曙の部・同=今津恵美▼峰斑の部・同=太田義久▼葉変わりの部・同=山中二郎▼優秀賞=井上勝、澤井雅彦、岩本直之、吉田孝夫、奥山哲朗
 

希少なミヤマムギランの秀作を並べる
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