永谷宗円生家で「紫陽花」見ごろ(宇治田原)


《城南新報2016年6月25日付紙面より》
 
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 日本緑茶の祖―永谷宗円の生家(宇治田原町湯屋谷)で、紫陽花(あじさい)が見頃を迎えている。
 生家のアジサイは、湯屋谷中谷の谷村治一さんが約20株を寄贈したのが始まり。城陽市の林勝巳さんが多様な品種を加えてくれた。
 生家の世話役を務める永谷浩美さんが挿し木で増やし、愛情を込めて見守ってきたもので、その数300株余り。
 渦を巻くような形から「鳴門」とも呼ばれる「おたふく」、大玉の回りをパンパンと光の輪が彩るような「墨田の花火」、惚れ惚れするような美しさで魅了する「城ケ崎」、花房をどんどん大きくし、フワーとした白色に変化する「アナベル」など30種以上を鑑賞できる。
 これまでシカに食べられる被害にも度々遭ったが、3年前に永谷宗圓翁顕彰会が、地域活性化活動助成金交付事業として設置した竹垣が功を奏している。
 24日には高齢者施設の利用者も見学に訪れ、梅雨に似合う紫陽花が、しっとりと引き立てる生家の風情を満喫していた。
 そして、晴天予報のあす26日(日)には特別企画も。お茶を練り込んだ「宗円香」お買い上げの先着35人に赤い紫陽花の株をプレゼントする。