スムージーで地域活性 (久御山産野菜も素材)


《城南新報2016年7月13日付紙面より》
 

久御山など三川合流域周辺の素材を使ったスムージーづくり
久御山など三川合流域周辺の素材を使ったスムージーづくり

 桂川・宇治川・木津川が交わり淀川となる三川合流域周辺の市町を盛り上げようと、合流域ゆかりの地の新鮮野菜や果物を使ったオリジナル・スムージーづくりが始まった。12日に試作会があり、地元・久御山町産のコマツナなどが入った作品が完成。当地で8月6日(土)、7日(日)に開催される納涼イベントでの販売が決まった。
 
 国交省淀川河川事務所と八幡市、大山崎町、久御山町などの地域や商工会、観光協会などが連携したプロジェクトチームの事業の一環。スイーツや観光情報を紹介する周遊マップづくりに続く活動で、食物繊維や不足しがちな栄養素が手軽にとれる人気の飲み物「スムージー」に着目した。
 試作会は、国交省から三川合流域などの河川公園の運営委託を受けている淀川河川管理センターの主催。JA京都やましろ八幡市支店で行い、国交省や自治体などの関係者ら約20人が参加した。葉物野菜と果物のグリーンスムージーのインストラクター、高尾邦子さん=大阪府箕面市=が「ドロッとし過ぎるとテイクアウトでは飲みにくい。多少ジュースくらい薄い方が良い」などとアドバイスした。
 この日は、周辺地域から野菜や果物を持ち寄り、久御山町はコマツナやトマト、完熟トウガラシ、ブルーベリーを並べた。参加者はメーンの素材別に「柑橘(かんきつ)」「スイカ」「桃」「パイナップル」の4グループに分かれて試作に挑戦、野菜と果物の組み合わせを変えてミキサーにかけ、数種の試作を行った。
 試飲では各班が一押しの一品の商品名やコンセプト、アピールポイントなどを説明し、全員で個性豊かな味わいを楽しんだ。人気投票による審査では、パイナップルとバナナ、ブドウ、久御山産のコマツナなどで作った「パナップル背割」が、当日の販売品に選ばれた。
 八幡市の淀川河川公園背割堤地区の三川合流域では来年3月、高さ約30㍍の展望塔付き地域間交流拠点施設「三川合流域サービスセンター(仮称)」がオープン予定。同管理センターの田中幸一センター長は「地産地消のスムージーをセンターの名物にしたい」と話した。
 淀川三川ふれあい交流納涼七夕まつりは同公園で8月6日、7日の両日午後4時から8時まで開催。地元産物を使った軽食や加工品、野菜や果物の販売もあり、久御山からはおかきやコーヒー、農産物直売所のジャムなどを出品する。