柔道女子 7年ぶり府予選団体V (立命館宇治高校)


《城南新報2016年7月14日付紙面より》
 
 立命館宇治高校柔道部(国本実優主将、8人)が、6月末に行われたインターハイ府予選(団体)で7年ぶりとなる優勝を果たした。今年度、国際舞台で実績のある20代の女性監督を迎え、練習メニューを一新。チームワークを武器に、本大会での活躍を期す。
 
 ここ数年、何人か所属した男子部員が今はおらず、女子ばかり8人の柔道部。前身・宇治高時代から強豪として鳴らし、7年ぶりのインターハイ府予選団体Vは、通算14度目。2001年には、全国優勝も成し遂げている。
 府予選では、シードされながら近年、連覇してきた京都文教が頭ひとつリード―との戦前予想を覆した立宇治柔道部女子。決勝では、その京都文教と相まみえ、先鋒・神田、中堅・杉田、大将・国本がトータル1勝1敗1分けで、勝負は「代表戦」までもつれ込み、相手主将に「投げ」で有効を奪った神田が、念願の勝利を引き寄せた。
 「8対2で文教―の前評判を、互角に渡り合えるよう、厳しくやってきた」と、練習で選手に交り真正面からぶつかり合った生田茜監督(顧問・26歳)。今年度、強豪復活へ白羽の矢が立てられ、同校に赴任したばかりの体育科教諭で、夙川学院高時代に近畿大会優勝や全日本ジュニア、国体出場など、東海大・同大学院では、2013年ロシア・ユニバーシアード大会「サンボ」競技の代表選手に選ばれ銅メダル獲得―という筋金入りの『闘魂』を部員に注入。やる気を呼び覚まして、みるみる個々の実力に厚みが増した。
 春先から、1日当たりの練習時間を倍の3時間に、週1日の休みもなくした。「もっと強くなりたい」という部員の声を意気に感じ、「頑張ったら結果が出る」と手応えを共有する。
 「勝つべくしてインターハイに行くチームではない。根性とチームワークで勝ち取った。120%の力を出して、一つひとつ勝っていきたい」と期待を膨らませる。
 出場5選手のリーダーとなる国本主将(3年)は「個人予選(5月)では決勝で負けてしまったが、他の部員共々、団体予選までに気持ちを盛り返すことができた。部の雰囲気は良く、上下関係がある中で、仲良く、団結している。ずっと目指してきた(府予選)優勝を達成でき、本大会でも一戦一戦、大事に戦っていきたい」と意気込む。インターハイ柔道は、今月30日~8月3日まで、島根県出雲市で開かれる。
 出場選手は、次の皆さん。丸数字は学年。
▽団体=国本実優(みゆ)③、杉田和奏(わかな)③、神田澄香②、河島実咲②
▽個人=杉田和奏③(52㌔以下級)、髙木彩名②(同78㌔)
 

心機一転―インターハイ出場を決めた立命館宇治高校柔道部
心機一転―インターハイ出場を決めた立命館宇治高校柔道部