宇治に 『あをろしき』妖怪再び…


《城南新報2016年8月7日付紙面より》

一休さんからラムネを購入するフェイスペイントの子供㊧と京都文教大ブースでうちわを作る親子
一休さんからラムネを購入するフェイスペイントの子供㊧と京都文教大ブースでうちわを作る親子

宇治川花火大会実行委員会主催の「宇治歴史夜噺(よばなし)『あをろしき』お化け街道」が6日、宇治川を挟む地元商店街などで開かれ、約2万8000人(主催者発表)のコスプレーヤーらでにぎわった。
花火大会の代替イベントとして、昨夏に初開催し、2日間で4万人が来場。今回は、日程を短縮するも、4商店街をはじめ、各団体が意欲的にイベントを盛り上げた。
宇治橋通り商店街では、サマーセール「スマイルサタデー」と連動し、「クラフトビール夜市」を開催。「小倉篤志の会」からよっしゃん・かまどや・しゅろの木の3店も出店し、さらに活気を呼んだ。
同商店街とコラボし、日ごろ活性化に努める「京都文教大学CanVas(キャンバス)」も、キッズブースを設け、学生たちが子供らに幽霊グッズをプレゼント。全国の地ビールに上機嫌となる大人のみならず、うちわづくりや紙コップレースで子供の遊びも提供した。

小倉の「よっしゃん」もエールビールを引っ提げて参戦
小倉の「よっしゃん」もエールビールを引っ提げて参戦

平等院表参道商店会でも「脳みそメロンパン」「血ョコバナナ」「フラン苦フルト」など、その名を聞くも恐ろしい〝市〟を開き、東岸の宇治源氏タウン銘店会もイタリアン、天ぷら各種など各店自慢のメニューを並べた。
メーン会場の「よりみち公園」では、昼すぎから子供向け縁日、ワークショップ、フェイスペイントがあり、親子らは徐々に妖怪モードへ。「特殊メイク」も人気で、本格メイクや部分キズを負った人たちが一帯をそぞろ歩いた。
そして、妖怪どもが練り歩く「百鬼夜行」は午後7時に同公園を出発し、表参道、東岸へ。ライトアップされた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な集団が、猛暑日に涼風を吹かせた。
景品をゲットできる「スタンプラリー」のほか、塔の島では「ミニ花火まつり」があり、浴衣姿の親子やカップルが火花に見惚れ、メーンステージでは終盤、「あをろしき」音頭が響き、真っ盛りの夏の夜を彩った。

 

平等院表参道を練り歩くちんどん屋とおどろおどろしい物の怪㊧と茶団子屋さんの物陰から姿を現した「貞子」
平等院表参道を練り歩くちんどん屋とおどろおどろしい物の怪㊧と茶団子屋さんの物陰から姿を現した「貞子」