猛暑続きで「甘さ抜群」 城陽特産イチジク収穫ピーク


《城南新報2016年8月26日付紙面より》
 
 城陽市特産の朝採り、完熟イチジクの収穫が最盛期を迎え、生産農家が作業に追われている。
 市内には寺田、富野、枇杷庄、観音堂地域を中心に約120戸の農家が合わせて約21㌶のイチジク畑で、年間約450㌧を生産。府内最大の産地をアピールすべく、市イメージキャラクター『じょうりんちゃん』のモチーフにもなっている。
 生産農家らは、JA京都やましろ城陽イチジク部会を組織。今年度の部会長である竹嶋修二さん(76)=寺田=が所有する畑約2㌃でも収穫の最盛期を迎えた。
 今夏は日照り続きで、イチジクの甘みは例年以上。このほどJAが行った糖度調査でも「平均15%」と平年より2%ほど高い数値を示したという。
 竹嶋さん方では7月20日からイチジクの収穫を始め「今が一番のピーク」。亡き父・甚一さんからイチジク栽培を引継ぎ、20年余りになるという竹嶋さんは妻・富子さん(71)と毎朝4時30分ごろから畑へ出て、収穫作業を始め、8時ごろには、自宅に戻ってパック・箱詰めに大忙し。
 「水やりが大変ですが、天気がよく味は抜群」と、イチジクの品質の良さに太鼓判を押す。京都中央市場で取引されるイチジクの9割は城陽産。Mから5Lまで6つの大きさに合わせて、1パック400㌘になるよう3~6個をパックに入れ、4パックを1箱に出荷している。
 今シーズンからJAは『じょうりんちゃん』のイラスト入りラベルを城陽産の象徴として採用。スーパーの店頭では「城陽産のイチジクが並ぶと、他市町産の商品の値が下がる」と言われるほどの人気ぶり。
 イチジクの収穫は10月いっぱい続けられ、市場を通じて各スーパーの店頭に並ぶほか、文化パルク城陽南側の「城陽旬菜市」、JA京都やましろ城陽南支店に隣接する「五里五里市」、さらには各農家の軒先でも販売されている。
 

イチジクを丁寧にもぎ取る竹嶋さん(寺田今橋)
イチジクを丁寧にもぎ取る竹嶋さん(寺田今橋)