城陽市文化芸術表彰 少年少女合唱団に功績賞 


《城南新報2016年10月25日付紙面より》
 
 城陽市の文化芸術振興に貢献した個人・団体をたたえる表彰式が24日、市役所で開かれた。今年度は、地元を拠点にさまざまな舞台で発表し、オーストリアのウィーンで今夏行われた「世界平和合唱祭」にも出演した市少年少女合唱団が文化芸術功績賞を受賞。団員たちは栄えある受賞を喜び、今後の活動に弾みをつけた。
 
 同合唱団は2004年7月に誕生した。府内屈指の実力を誇る合唱団に成長し、コーラスフェスタや市民音楽会、京都子ども合唱祭など幅広い舞台で活躍。7月にウィーンで行われた世界平和合唱祭には日本の児童・ユース合唱団として初出演した。
 表彰式では、奥田敏晴市長が指導者代表の北澤雅恵さんに表彰状を手渡し「受賞を契機にますます精進し、活躍を。皆さんは市の誇り。今後も自信を持って発表し、さらに上手になってください」と呼び掛けた。
 北澤さんは「本当にきれいな響きで他団体よりも多くの拍手をいただき、自信を持った。かなり練習したので、行かなかった子供たちも何か感じ、成長している」と国際舞台への挑戦を回顧。「感動し、喜んでいると人に何かしてあげたい―という子供に育つ。団員たちは本当に誇れる子供たち。学んだことが花開くと楽しみにしている」と期待で胸を膨らませた。
 また、併せて「お願い」として、文化パルク城陽での練習環境について説明。備品のピアノの使用は施設使用料とは別料金がかかるため「ピアノはあるが、横目で見ながら使えない。キーボードを抱えて行かないといけない合唱団」の現状を伝え「子供たちのために使わせてもらえたらうれしい」と切望した。
 団長の林佳奈さん(東城陽中3年)は「音楽に力をもらっている。団員みんなが家族のようで、良い音楽をつくり出せるのも仲が良いから。合唱団で経験できたことは誇り」と充実感をにじませた。団員の小河原宏美さん(西城陽中2年)は「日本も素敵だけれど、ウィーンも素敵と思った。たくさんの国の音楽と触れ合うことができ、良い経験」と笑顔だった。
 市は2005年12月施行の市文化芸術振興条例の中に具体的基準を設け、文化芸術に関する表彰を行っている。今年で9回目。今回で受賞者・団体は功績賞18人・3団体、奨励賞6人となった。
 

表彰式で奥田市長らと記念撮影に収まる合唱団員たち
表彰式で奥田市長らと記念撮影に収まる合唱団員たち