宇治田原小中学生の主張大会 『ふるさと文化賞』表彰式も


《城南新報2016年11月20日付紙面より》
 

文化賞の表彰式…中学生の部最優秀賞の田村穂波さん㊧と小学生の部最優秀賞の岡逢子さん
文化賞の表彰式…中学生の部最優秀賞の田村穂波さん㊧と小学生の部最優秀賞の岡逢子さん

宇治田原町と町教委、同町青少年対策協議会(浅田晃弘会長)が主催する町制施行60周年記念『小中学生主張大会』が14日、同町総合文化センターさざんかホールで開催され、未来を担う子供たちが素直な感情をダイレクトに来場者の胸へ届けた。
 高齢者地域セミナー「ことぶき大学」との共催で、開会セレモニーでは増田千秋教育長が「町の将来像や人がつながる、未来につながる、お茶のふるさと宇治田原の具現化に向け、聞かせてもらいたい」と挨拶。小中学生から俳句を募集した第3回『宇治田原ふるさと文化賞』の表彰式も行われた。(受賞作品は12日付け紙面で掲載)
 主張大会で壇上に上がったのは武市鳳華さん(田原小6年)、谷口治貴くん(宇治田原小6年)、松原日和さん(維孝館中2年)、奥村宗大くん(田原小6年)、松田久奈野さん(宇治田原小6年)、森本葉月さん(維孝館中2年)の6人。
 この中、「もったいない」に焦点を当てたのは松原さん。
 「あ、またご飯粒残してる。もったいないなあ。母はよく妹にそう言います」と語り出し「電気やエアコンのつけっぱなし」「水の出しっぱなし」「近い距離でも車を使う人」についての思いを述べたが、最後は「自分にもできないことがあります。それはご飯の食べ残しです。自分の課題は嫌いな物を全く食べない―ということです」と告白した松原さん。
 「もっと一人ひとりが考えて行動しなければならない。一人ひとりが考えて行動することで、地球にとっていいことができると思います」と訴え、「もったいない―をなくして、未来のことを考えるべき」だとアピールした。
 

素直な気持ちや複雑な感情をダイレクトに聴衆に訴えかけた小中学生主張大会の発表者6人
素直な気持ちや複雑な感情をダイレクトに聴衆に訴えかけた小中学生主張大会の発表者6人

◆◆「未来への伝言」フリートーク◆◆
 
 また、主張大会のあとには「未来への伝言・明日に伝えたいもの」をテーマに大学生、高校生、子育てママ、子育てパパ、孫育て世代の5人がフリートークを展開した。
 心のぬくもり、人と人の絆など目に見えないものを中心に語り合ったのは、京都市内の大学に通う青山里紗子さん、宇治市内の高校で学ぶ野阪空さん、親と同居する3児の母・竹岡直美さん、町内で会社を経営する2児の父・松元勝司さん、かわいい孫にぞっこんの町長・西谷信夫さん。
 「町外の友達から田舎と言われるが、遊びに来たら、ホタルや星空の美しさに驚く。物や形ではない、良いものがこの町にはたくさんある」
 「経営者として落ち着いてできる仕事場所を求めていた。それがここ宇治田原」
 「将来、田舎がステータスになる。田舎の良さが売りにできる時が来る」などの意見に会場の多くの人がうなずいた。
 
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