寺子屋「うじたわら学び塾」 百人一首で真剣勝負だ


《城南新報2017年1月7日付紙面より》
 
 まちぐるみで子供たちの教育をサポートする無料の寺子屋「うじたわら学び塾」の新春バージョン『かるた講座』が6日、同町まるやま交流館で開かれ、京都府立大学競技かるた部(八上涼菜部長)の学生6人が指導。経験者クラスでは部員たちもタジタジの真剣勝負が繰り広げられた。
 この寺子屋は、国の地方創生加速化交付金に対応した総合戦略の一環で、昨年の夏から開講。
 「英語」「漢字」「まなび」の3つをテーマに、高校生以上のスタッフが運営をサポートしており、『冬のまなび』では年末に「しめ縄教室」と「星空観察会」を企画、この日が締めの競技かるた「百人一首」となった。
 まずは、府立大の猛者たちが実演を披露し、参加した30人の子供たちの目は、そのスピード感に釘付けとなり、緊迫した雰囲気に圧倒されたが、分かりやすい解説表を手に競技に入ると、和気あいあいとしたムードに包まれ、初心者クラスの子供たちも日本の伝統文化を存分に満喫した。
 そして、経験者4人が挑んだのは、昨年8月の全国大学選手権大会・個人の部「新人戦」で準優勝を果たしている副部長の西本鉱太さん(1回生)。
 最初は余裕の心持ちでいた西本さんだったが、次々と札を取られるうちに表情は真剣さを増し、「ガチ勝負」でパーンと小さな手が札を弾くと「やられた~」と天井を仰ぐ一幕もあった。
 「かるた」を通して五感を刺激し合う「まなびの時間」になったようだ。
 
◆◇昔遊びの体験会も◇◆
 
 一方、競技かるたの後には「昔遊び」の体験会が開かれ、奥山田の寿楽会(楳木健二会長)のメンバー5人がメンコ、羽根つき、ダルマ落とし、おはじき、あやとりを指南。
 祖父母世代の手ほどきに、子供たちも夢中になっていた。
 

あっ取られた…百人一首の経験者クラスでは大学生もタジタジの真剣勝負
あっ取られた…百人一首の経験者クラスでは大学生もタジタジの真剣勝負