第1志望校合格へ『大凧』 (西城陽高校)


《城南新報2017年1月11日付紙面より》
 
 今月14、15日の大学入試センター試験で、いよいよ今年度の受験シーズンが本格化する。
 「部活動が盛んな進学校」として知られる府立西城陽高校(稲川孝幸校長)=枇杷庄京縄手=では、3学期が始業した10日、第1志望校を目指し、勉学に励む3年生を力強く応援する『大凧』が登場した。
 同校は今年度、国公立大学に20人、有名私学の『関関同立』に30人、『産近龍佛』に130人の合格目標を掲げ、チーム西城陽として高い進学率を維持するよう取り組みを進めている。
 この『大凧』の制作者は同校芸術科担当の福永進教諭。当初は干支をデザインした合格祈願「巨大絵馬」を作っていたが、一昨年度は「巨大達磨」、昨年度は「招きネコ」と、近年はアイデアを練って工夫を凝らしている。
 今年度は「凧は、向かい風を受けて上昇する」と、高いハードルに立ち向かう3年生に逆境を打破する強い精神力を授けるメッセージとともに、縦、横2㍍四方の発泡スチロールを削って『大凧』に仕上げた。両腕には西城陽高の代名詞『N』『J』の文字、そして『2017・翔』と、縁起の良い文字を添えた。
 設置場所は3年生がよく行き来する北校舎2階東側の進路指導室前。福永教諭は「毎年、構想を練るのが大変です」と話しながら、「3年生に一番行きたい大学に入ってもらいたい」との思いを込めた。
 受験生の一人、大谷希さんは「国際言語系の大学を目指しています。励みになります」と、大凧を見つめ、難関突破への意気込みを話していた。
 同校では、大学センター試験当日は府内3会場(京都教育大、龍谷大、同志社女子大)に教職員が『西城陽高』のノボリを手に、応援に出向き、受験目前の3年生にエールを送るという。
 

NJの文字が記された『大凧』を見上げ、難関突破を誓う3年生たち
NJの文字が記された『大凧』を見上げ、難関突破を誓う3年生たち