久御山町青少年の主張発表会 小中高12人


《城南新報2017年1月15日付紙面より》
 
 久御山町青少年の主張発表会が14日、ゆうホールで開かれた。環境問題や今後のまちに対する考えや学校生活やクラブ活動で学んだこと―。児童生徒12人が夢や決意など未来へのメッセージを真っ直ぐに語りかけた。
 
 町青少年健全育成協議会(樋口房次会長)の主催。町教委、町PTA連絡協議会の後援で1981年から毎年開催し、今年で36回目を迎えた。町内3小学校(御牧・佐山・東角)の6年生6人、久御山中学校と久御山高校から各3人の計12人が発表した。
 佐山小6年の中西莉央さんは、自身が6歳から訪れている雙栗神社の晩夏の風物詩「八朔(はっさく)祭」を残すことが未来につながる交流と呼び掛けた。祭の継承に向け、友達をたくさん誘って祭りに行くことなどを提案。「祭りをいつまでもにぎやかにしようと色々な人が交流することで続く。交流できる場として八朔祭を大切に守っていきたい」と語った。
 久御山中2年の石原幸弥くんは、町社会福祉協議会のさつき苑デイサービスセンターでの職場体験学習を振り返った。高齢者の戦争体験や人生の体験談に触れ「それぞれの人生がそこにあり、ゆっくり聞くことが大切と思った」と説明した。「ありがとう」の言葉にやりがいを感じたことを伝え「高齢者が増える中、できることを積極的にやりたい」と見据えた。
 一方、府立久御山高2年の瀧本清士郎くんは、「夢」を追い続けることが意味する美しさと厳しい現実を指摘。「歴史教師を目指し、なぜ戦争を防ぐことができなかったかを生徒と考えたい」と見据え、「小さな課題と誠実に向き合い、一歩ずつ進むことが大事。きょうできることを精いっぱい頑張り、今を生きたい。夢は時々に形を変える変幻自在のもの」と話した。
 発表終了後、山本悦三教育長は「それぞれの思いや考え、努力していこうと決意した前向きな姿に感動し、大人も励まされた」と講評。主催者から発表者全員に記念品を贈った。
 

学校を代表して発表を行った12人の児童生徒
学校を代表して発表を行った12人の児童生徒