クロスピア装い新た 府内産木製ベンチお目見え


《城南新報2017年2月11日付紙面より》
 
 久御山町の交流施設「まちの駅クロスピアくみやま」(森南大内)が、新たな装いで来館者を呼び込んでいる。館内に府内産木材を使った木製ベンチがお目見え。写真を取り入れたインパクトサイン(看板)も設置し、産業や商業、農業、観光の各方面で町をPRしている。
 

インパクトサインでも町をアピール
インパクトサインでも町をアピール

 クロスピアは府内初の「まちの駅」として2010年4月にオープンした。農商工が連携した魅力あふれるまちづくりに向けた町のシンボル的な施設。バスターミナルを併設し、農産物や花き、加工食品などの販売コーナー、町内事業所の紹介スペース、交流室などを兼ね備える。
 木製ベンチは、開館以来使用してきた1階待合ロビーのいすが傷んでいたことから、更新に合わせて新たに計4台取り入れた。府豊かな森を育てる府民税市町村交付金のうち約36万円を活用し、府森林組合連合会(中京区)に作製を依頼した。幅120㌢、180㌢の2種で、奥行きはいずれも45㌢。町民グループが指編みで手作りした座布団を贈った。
 ベンチの素材は府内産ヒノキの間伐材。ロビーはバスの時間待ちや買い物帰りの休憩などで多くの人々が利用するスポットで、町は「木の温かみと良さを知ってもらえたら」と期待する。
 このほか、クロスピアでは町の産業や商業、農業、観光のPRに向けて、これまでコンクリート打ちっぱなしだった館内壁面などに新たに大型のサインを設置した。写真を盛り込んだ人目を引くデザイン。産業は製造業のひとコマ、観光は前川堤の桜並木や久御山ジャンクションとハス、文化庁登録の日本遺産の一つ「日本茶800年の歴史散歩―京都・山城」に追加登録された佐山浜台の「浜茶」の景観など、町内の春夏秋冬を紹介している。
 また、2階には中小企業診断士が詰める「ものづくり相談室」も設置しており、町内企業の連携交流のつなぎ役となる。
 

クロスピアの待合ロビーにお目見えした木製ベンチ
クロスピアの待合ロビーにお目見えした木製ベンチ