20日スプリングコンサート FA楽団&吹奏楽部 (京都翔英高校)


《城南新報2017年3月17日付紙面より》
 
 京都翔英高校(堤清彰校長)=宇治市菟道大垣内=のFA(フリーアカデミー)学年吹奏楽団「Colors」と吹奏楽部(嶋田大作顧問)のスプリングコンサートが20日(月・祝)、同校第2体育館多目的ホールで開かれる。卒業式を済ませた3年生も参加して培った腕前を披露するのをはじめ、一人ずつ胸を張って新たなステージへの決意を伝え、在校生が渾身の演奏で先輩の旅立ちに花を添える。
 
 FA学年は、不登校を経験した生徒たちが自分のペースで学習に取り組める単位制クラスで、近年は大学進学率向上など成果を上げている。
 2010年、情操教育の一環として、FA生徒からなる吹奏楽団「Colors」を結成。15年にお世話になった先輩を明るく送り出そう―と、初めて吹奏楽部の生徒たちと一緒にスプリングコンサートを開き、心温まる演奏が好評を得た。
 部員約20人の吹奏楽部は、今年度も府吹奏楽コンクールに出場。FA楽団との合同演奏では、今年度新たに、京都駅ビル大階段で行われた「秋の高校バンドフェスティバル」、ヴィラ鳳凰やイオンモール久御山のステージ出演、そして念願の夏の甲子園出場を果たした野球部の応援ではアルプススタンドに力強い音色を鳴り響かせ、フィールドの選手に勇気を与えた。
 日ごろ、FAクラスの1~3年生は、総合学習の週2時間という限られた授業の中でレッスンを受け「うまく演奏すること」でなく「自分にできることを見つけ、努力する」という目標に向かって、ほとんどの生徒が初めて触れるという楽器と向き合ってきた。部員たちが各パートリーダーを務め、約50人のFA生徒をサポートしている。
 3回目となるスプリングコンサートは、2部構成。第1部では、「前前前世」など「君の名は。」コレクションをはじめ、お馴染みのアニメソングなどを演奏する。
 第2部では、3年間の思い出をまとめたスライドショー、3年生一人ひとりが惜別のスピーチを行うほか、1・2年生伴奏のもと、3年生が合唄する「旅立ちの日に…」(川嶋あい)
でフィナーレを飾る。
 3年の谷亮太朗・前団長(フルート・城陽中出身)は「練習がハードでやめたい時もあったが、みんなで演奏するのが楽しくなり、今ではもっと続けたい気持ちもある」と話し、2年の三田村真和(しんや)・新団長(トロンボーン・凌風中卒)は「力を結集して先輩を送り出したい」と気合いを込める。
 午後1時開場、午後1時30分開演。入場無料。駐車場なし。京阪宇治駅徒歩5分。問い合わせは、同校・嶋田先生℡23‐2238まで。
 

各パートで混在する生徒と部員たちが力いっぱい音色を響かせる
各パートで混在する生徒と部員たちが力いっぱい音色を響かせる

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