吹奏楽 宇治で輝く青春 アニメ「響け!ユーフォニアム」


《城南新報2017年4月9日付紙面より》
 
 宇治市を舞台に高校の吹奏楽部員の青春を綴ったアニメ「響け!ユーフォニアム2」をテーマにしたコンサート「輝け!吹奏楽部」が8日、市文化センター大ホールで開かれた。中学・高校の部員が演奏やマーチングで練習成果を披露。原作者で市観光大使の武田綾乃さんのトークショーもあった。市内では作品のロケ地を巡るスタンプラリーなども行われ、市民やファンでにぎわった。
 

ダイナミックなマーチングを披露する北宇治中吹奏楽部
ダイナミックなマーチングを披露する北宇治中吹奏楽部

 沿線がアニメに登場する京阪電鉄、宇治市、宇治商工会議所、市観光協会、京都文教大学などの主催。作品にちなんだコラボレーションフェスタの一環で、作品の第1期をテーマにした昨年に続いて開催した。
 満席となったホールで、宇治を中心に中学2校、高校6校が出演。座奏やマーチングで春らしいヒット曲、歌謡曲、ジャズなどを発表した。フィナーレに合同演奏を繰り広げ、第1・2期それぞれのオープニング主題歌で観客を盛り上げた。
 昨年から東京を拠点に活動している武田さんはトークショーで、伝統の中に新たなものが息づく宇治の魅力を紹介。登場人物の浴衣の柄などが原作通りアニメで描かれていたことを喜び、作中の花や小物にこっそり意味を持たせている〝隠し味〟を打ち明けた。
 ユーフォニアムシリーズの作品でライバル校のモデルとなった京都橘高校吹奏楽部の田中宏幸顧問も舞台に上がり、武田さんから取材を受けた際の思い出話で会場を笑いに包んだ。
 最後に武田さんは「続編を待っている人に良い報告ができるよう頑張りたい」と語り、読者やファンの応援に感謝した。「作品には吹奏楽部、宇治という身近な題材が詰まっているので、手に取ってもらえたらうれしい」と笑顔で呼び掛けた。
 フェスタではこのほか、スマホのアプリで拡張現実(AR)のキャラクターと一緒に写真撮影などができる1日限定のデジタルスタンプラリーや、京都文教大学生のガイドで作品に登場する宇治川河畔のスポット巡る探訪ウオークも企画し、ファンのすそ野を広げた。
 

トークショーで京都橘高の田中顧問㊥と語る武田さん
トークショーで京都橘高の田中顧問㊥と語る武田さん

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