トビケラを電撃KO 河畔の殺虫器、早めに稼働


《城南新報2017年4月13日付紙面より》
 
 春から夏に宇治川沿いで大量発生する水生昆虫「トビケラ」の駆除へ、宇治市は12日、宇治川両岸に設置している電撃殺虫器を稼働させた。例年より確認されている発生数こそ少ないが、今年は早めに手を打とうと、近年で最も早く装置のスイッチを入れた。
 トビケラは比較的きれいな水に生息するとされ、人体に危害は与えない。しかし、宇治橋近くなどで群れをなす光景は観光面でマイナスになるのに加え、河畔の道路で通行車両のフロントガラスやバイクのヘルメットにへばりついて視界を遮ると、事故につながる恐れもある。
 そこで、市では1974年から宇治橋東・西詰や井川排水機場など主要7カ所に、固定式や移動式の電撃殺虫器を設置。夜間を中心に自動で青白い蛍光色を点灯させ、光に集まるトビケラの習性を逆手に取って、高電圧で退治する。羽化し始める間から終息期まで稼働させ、河畔の「おじゃま虫」に対処する。
 この日、宇治公民館では作業員が高さ約4㍍に設置された機器の清掃と調整を行った。
 トビケラは、昼間は葉っぱの裏に多くいることから、市はゴールデンウイーク前の今月下旬に宇治川沿いの樹木に薬剤を散布する予定。
 

今年は電撃殺虫器を早めに稼働(宇治公民館)
今年は電撃殺虫器を早めに稼働(宇治公民館)

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