最優秀賞に田村宏さん 商工会フォトコンテスト “宇治田原の四季”


《城南新報2017年4月14日付紙面より》
 

最優秀賞…田村宏さんの「さくら色に染まる川」
最優秀賞…田村宏さんの「さくら色に染まる川」

 宇治田原町商工会主催の第22回『宇治田原の四季フォトコンテスト』審査会が13日、同町商工センターで開かれ、宇治田原町岩山谷山口の田村宏さん(73)撮影「さくら色に染まる川」を最優秀賞に選出。城南新報賞には宇治市宇治蛇塚・金井正顕さん(58)の「夏夜の風の音」が選ばれた。
 同町の魅力を多くのアマチュア・カメラマンに再発見してもらい、まちのPR活動に役立てよう―と開催されているもので、今回は152点の応募があった。
 選考には商工会の森田市治会長、清水甚・本田忠資副会長、西谷信夫町長、増田千秋教育長、府山城広域振興局の住山貢商工労働観光室長らがあたり、審査員長を務めたのは(社)日本写真家協会員で「日経ビジネス」「プレジデント」「女性自身」などの撮影で知られる永野一晃氏。
 最優秀賞1点(賞金5万円)、特選5点(同1万円)、後援者賞のうち宇治田原町茶盛組合長賞・宇治田原茶販売協同組合理事長賞・宇治田原工業団地管理組合理事長賞・京都銀行頭取賞・京都中央信用金庫理事長賞にも賞金1万円を贈呈するほか、宇治田原町長賞や城南新報賞など、すべての賞に表彰状と記念品が添えられ、応募者全員に緑茶を練り込んだお香「宗円香」がプレゼントされる。
 一昨年の「天空の里」に続く2度目の最優秀賞に輝いた田村さんの作品「さくら色に染まる川」は昨年4月9日、荒木橋下流の田原川に舞い浮かぶ桜花をとらえたもの。
 愛機のキャノンEOS・7D・MarkⅡにタムロンの高倍率ズームを付け、3日連続で現場に通って絶好のシャッターチャンスを待ったという。
 花びらの流れを表現するため、三脚を据えてのスローシャッター。ISO感度は100、ND(減光)フィルターを2枚重ね、絞り29、1・6秒のスピードで春を切り取り、審査員長の永野氏も「はっきり、ここで撮ると決め、構図を定め、水の流れを見て、花びらの動きを予測する。まさに準備を徹底した努力作。上部の青空も川と桜の色を引き立てている」と賞賛した。
 一方、城南新報賞「夏夜の風の音・なつよのかぜのね」は昨年8月28日、「快慶のお不動さんと風鈴のお寺」として知られる奥山田の正寿院で撮影。
 こちらもスローシャッターで「夜の風鈴まつり」の風情を表しており、永野氏は「超広角レンズで揺れる風鈴の動きを狙った構図がとても面白い」と講評した。
 表彰式は5月12日(金)の商工会総会前に行われる予定。入賞作品は今後、カレンダーやポスター、シール等で活用し、町内外に発信される。
 他の入賞作品は次の通り。(敬称略)
【特選】
▼福島一芳(久御山町)「至上の春」▼今村勝弘(城陽市)「秋の訪れ」▼川口重一(宇治市)「笑顔の工業団地」▼中井正寛(久御山町)「乾し柿日和」▼北川茂博(久御山町)「新茶まつり」
【後援者賞】
▼宇治田原町長賞=中野博司(宇治市)「田原祭」▼宇治田原町教育長賞=深井賢二(宇治市)「園児達の茶摘み」▼府商工会連合会長賞=安原忠敬(京田辺市)「ライン」▼宇治田原町茶盛組合長賞=川口喜美恵(宇治市)「雪化粧」▼宇治田原茶販売協同組合理事長賞=永井眞知子(宇治市)「茶摘み体験」▼宇治田原工業団地管理組合理事長賞=藤田藤夫(宇治田原町)「霧の工業団地」▼京都新聞社賞=塩田隆司(宇治市)「彩りの窓」▼洛南タイムス社賞=城田祥男(久御山町)「雪花見」▼京都銀行頭取賞=吉川道男(城陽市)「取入祝柿」▼京都中央信用金庫理事長賞=深井征子(宇治市)「家族そろって、茶もみ体験」
【佳作】
▼植原達男(宇治市)「パワーストリート」▼田和慶丈(宇治田原町)「天神社2」▼中村敏明(城陽市)「谷間の残り柿」
 

城南新報賞…金井正顕さんの「夏夜の風の音」
城南新報賞…金井正顕さんの「夏夜の風の音」

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