久御山と宝塚の女性で人形劇 愛あふれる初「自主公演」


《城南新報2017年4月19日付紙面より》
 

自主公演に向けて稽古に励むくぬぎさん㊨とKIYOMIさん(久御山町東一口)
自主公演に向けて稽古に励むくぬぎさん㊨とKIYOMIさん(久御山町東一口)

久御山町と兵庫県に住む子育て中の女性2人で活動する劇団が、同町内で29日(土)に初の自主公演を開催する。個性豊かなヤモリやカエルなど生き物との出会いと冒険を通じて、子供が成長していくオリジナル人形劇。「君は君で良い。そのままの君が素敵だよ」…そんな思いを作品に込めた。本番に向けて稽古に打ち込み「ぜひ親子で観てもらいたい」と呼び掛けている。
 

くぬぎ森子こと馬場﨑久仁子さん(48)=久御山町東一口=と、KIYOMIこと飯田聖美さん(43)=兵庫県宝塚市=でつくる劇団虹色どんぐり。
 2人の出会いは20年ほど前。KIYOMIさんが当時所属していた宇治市白川の人形劇団京芸の公演に、くぬぎさんが客演で加わったのをきっかけに顔見知りになった。芝居や人形劇などに取り組む表現者同士でひかれ合い、その後も折に触れて連絡を取り合ってきた。
 2004年に同劇団を旗揚げし、Kyoto演劇フェスティバルや長野県飯田市の人形劇フェスティバルなどに出演。その間に出産、子育てをしながら、息の長い活動を続けてきた。東日本大震災後には、久御山町などの住民でつくる支援サークル「絆」と宮城県気仙沼市を訪れ、出張公演も行った。
 自主公演の上演作は「ひょんな出会い」。は虫類が好きな少年が虹にお願いしてヤモリになり、図鑑でしか見たことのないカエルやヘビ、そして虹色ヤモリとの出会いの中で成長していく友情と冒険の物語。友達の大切さ、命の大切さ、「ボクはボクでいいんだ」ということ―。ずっと大切にしているLOVE(愛)&PEACE(平和)の願いを散りばめた。
 劇団として単独で舞台を企画するのは初めて。翌30日にはKIYOMIさんの地元の宝塚でも上演する。2人は「人形劇に触れ、心豊かに考えたり、見る力を。ぜひ家族で楽しんで、楽しい空間、心あふれる時間を共有しましょう」と、大勢の来場に期待している。大仕事の後、5月に今年も「絆」と被災地を訪れる予定だ。
 29日の公演は同町野村の食堂市番で午前11時30分~、午後2時~の2回。大人1000円、子供(3歳以上~小学生)500円、親子ペア1300円(子供2人目から1人300円)。問い合わせはくぬぎさん℡090‐8199‐1555まで。
 

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