酉年と木彫りの鳥200羽記念 文パルで念願の作品展 城陽・西村洋三さん


《城南新報2017年4月20日付紙面より》
 
 「2017年の酉(トリ)年」と「木彫りの鳥200羽達成」を記念した城陽市寺田深谷の西村洋三さん(74)と、自宅で開く教室に通う生徒8人による作品展が19日、文化パルク城陽で始まった。一本の木に命を吹き込んだような本物の鳥そっくりの100作品が勢ぞろい。期間は23日(日)まで、初日から多くの来場者でにぎわった。
 
 西村さんは、仕事のリタイアを機にバードカービングを志し、宇治市内のカルチャーセンターに2年間通って制作技法を学んだあと、自宅の工房で持ち前の器用さと情熱を傾け、作業に集中。今では、プロ並みの技術を自宅内の教室=第1、3の火・水曜日(2クラス)=の8人の生徒に伝授し、バードカービングの魅力を広めている。
 城陽市が前市政時代に取り組んだ活性化策・自分おこし事業に参加。『木彫りの鳥100羽に挑戦』との目標を掲げ、2013年6月に、それを達成した。同年10月、宇治市広野町にあった旧ギャラリー「おおくぼ」で、100羽記念の個展を初開催。15年5月には、その思い入れの強いギャラリーが閉館することを知り、生徒4人とのグループ展を開いた経過があり、今回は通算3回目の作品展となる。
 そのほか、城陽市内の銀行やコミセンでの作品展示を行い、幾度となく地元紙でも紹介記事が掲載されていることもあり、西村さんの知名度は高い。念願の文パルでの作品展には、初日から数多くの市民が訪れ、電気ゴテを使った繊細な技法で毛並みまで本物そっくりに仕上げた西村さんの力作に見入る光景がひっきりなしに続いた。
 展示されている「カワセミ」「シジュウガラ」「ウグイス」「オシドリ」など100作品のうち、西村さんの自作は50作品。残る半分は、65歳から83歳までの生徒8人が手掛けた〝鳥たち〟。
 いずれも鴻ノ巣山などで採取した木々や草花もあしらって、城陽の豊かな自然を演出。アクリル絵の具での色合いも抜群の仕上がりで、愛好家を増やすべく、制作工程も丁寧に紹介されている。
 昨年9月のオカメインコで200羽を達成した西村さんは、大にぎわいとなった会場で「次回は250羽か、100種類達成時に作品展を開きたい」と、にこやかな表情で、意欲を口にした。
 作品展は23日(日)までで、開催時間は午前10時から午後4時30分まで。場所は文パル西館3階の第3会議室。入場は自由。
 

作品展会場で「木彫りの鳥」200羽を達成した西村さんを囲む生徒たち
作品展会場で「木彫りの鳥」200羽を達成した西村さんを囲む生徒たち

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