城陽の秘境に石碑 鴨谷の滝、椎尾ノ滝に (城陽市観光協会)


《城南新報2017年4月22日付紙面より》
 

鴨谷の滝、椎尾ノ滝に建立された石碑
鴨谷の滝、椎尾ノ滝に建立された石碑

 自然豊かな城陽市の秘境にモニュメント。
 同市観光協会(増山晃章会長)は、青谷地域の山中にある「京都の自然200選」の一つ『鴨谷の滝』と、その奥地にある『椎尾ノ滝』に高さ1・5㍍の石碑を建立した。
 これらの滝は、国道307号沿いにある上方温泉「一休」京都本館から東の山地へ道なき道を歩いた場所にあり、市民だけでたどり着くことは困難。だが、市観光協会では毎夏、鴨谷ツアーと銘打ったウオークイベントを行い、参加者に広く隠れた城陽の魅力をアピールしている。
 そこで、協会側は「観光スポットへの石碑の建立を」と計画。伝統工芸士の伊保弘一さん(70)=寺田=に相談し、市の補助金(2基で20万円)を得る中で、みかげ石のモニュメントを造り上げた。
 ただ、現地までの石碑搬入が想像以上に難航を極め、まず川沿いに青竹を組み、その上に石碑を乗せた〝ソリ状〟の木を滑らせながら運ぶ力仕事。先月19日に椎尾ノ滝、同22日には鴨谷の滝へ搬入したが、協会の役職員だけでなく、市職員も参加し撤収作業も含めて一日がかりで行ったという。
 その成果もあり、2つの滝の前には立派な石碑が建立。同協会の阪部晃啓事務局長は「皆さんのおかげで無事に作業を終えることができ、感謝しています。8月の鴨谷ツアーの参加者にお披露目できるのが楽しみです」と話している。
 

川沿いに青竹を組み、石碑を搬入する協会職員ら
川沿いに青竹を組み、石碑を搬入する協会職員ら