幼児教育の発展に期待 「みのり幼稚園」新園舎竣工式


《城南新報2017年4月25日付紙面より》
 
 宇治市神明石塚にある学校法人・心華学園(長澤宗一理事長)が運営する「みのり幼稚園」の新園舎竣工式が23日、当地で開かれ、関係者ら約120人が完成を祝い、さらなる幼児教育の発展を期待した。
 

開放感あふれる園児室と廊下を見学する内覧会出席者ら
開放感あふれる園児室と廊下を見学する内覧会出席者ら

 みのり幼稚園は1976年、長澤理事長の祖父母が日本の未来を担う人材を育てるため、手を合わせて周りの人を敬愛するという「心華精神」のもと創設。多くの卒園生を輩出し、地域や日本、世界で活躍している。
 耐震強度の問題などを抱え、老朽化した園舎を全面改築する計画は2015年に始動した。心華寺の研修施設を取り壊し、昨年4月に新園舎建設に着工。キーワードは『環境に溶け込む園舎』で、周囲の自然環境を生かし、既存の〝かやぶきの門〟などを取り囲むように整備し、今年1月から使用している。
 新園舎は延べ床1990平方㍍に及ぶ2棟(2階建て)。事務所を含む東棟、そして西棟に合わせて16教室があり、清潔感あふれる白色をベースに、ガラス張り構造で、光と風をふんだんに取り入れた開放感あふれる空間とした。
 この日の竣工式では、年長組の約140人が園歌など3曲を元気いっぱい歌い、お祝いムードに花を添えた。
 長澤理事長(園長)は卒園児が教諭になって戻ってきたり、親になって自分の子供を入れるなど、うれしい出来事を紹介した上で「これからも50年、60年と新園舎とともに、日本を担う人材育成を行う。心華精神を基に頑張りたい」と挨拶した。
 来賓からは山田啓二府知事の祝辞(中地則元課長代読)に続き、山本正市長が「みのり幼稚園は、市の子育て施策に大きな役割を果たしてくれている。よく見て、よく聞き、よく考える子供となり、市の未来を担ってくれることを期待している」と祝辞。田中雅道・府私立幼稚園連盟理事長も「素晴らしい環境で、生まれ変わった幼稚園。生涯の幸せに重要な要素は、幼児期に、いかに良い環境で過ごせるかだ」と期待を寄せた。
 竣工式には自民党の安藤裕衆院議員、村田正治・藤山裕紀子両府議のほか、村井弘府議(公明)らが出席。新園舎の設計、建築などを担った㈱ジャクエツ環境事業、㈱アトリエ9建築研究所、TSUCHIYA㈱関西支社、㈱マルミチ設計コンサルタントの4社には、長澤理事長から感謝状が贈られた。
 このあと、新園舎の内覧会が開かれ、招待者らが真新しい園舎を見て回った。
 

挨拶する長澤理事長
挨拶する長澤理事長

竣工式で歌声を響かせ、花を添える年長組
竣工式で歌声を響かせ、花を添える年長組