華やかに開通祝う 新名神「城陽~八幡京田辺」


《城南新報2017年5月2日付紙面より》
 
 新名神高速道路「城陽JCT・IC~八幡京田辺JCT・IC」(3・5㌔)が30日午後3時、ついに開通。供用開始に先駆けて、行政・工事関係者、来賓ら約230人が出席する中、開通式典とテープカット、パレードなどが華やかに執り行われ、城陽市主催のフリーウオーキングも花を添えた。
 

ハサミ入れとくす玉開披で華々しく開通を祝う
ハサミ入れとくす玉開披で華々しく開通を祝う

 西日本高速道路㈱(NEXCO西日本)関西支社と京都府が共催した開通式典は、地元選出の国会議員や府・市議、府内の市町村長、市町議会議長らが列席し、城陽市水主下外島の新名神下り線上で開かれた。
 西城陽中学校吹奏楽部が、山城地域をにぎやかにする『お茶の京都』博に合わせた「もうひとつの京都・茶かほる・お茶の京都のテーマ」を演奏して幕開け。はじめに、NEXCO西日本の石塚由成社長が挨拶に立ち、関係者に感謝の意を伝え「関西の幹線ネットワークが地域の発展を支える。引き続き、残る区間の完成に向けて、安全を最優先に努力したい」とアピール。さらに、山田啓二知事が「40年の時を経て、140㌔に及ぶ南北の縦貫道がつながった。(新名神)凍結の際、城陽と八幡京田辺は通してもらわないと困る、と言った。2023年度の全線開通へ向かわなければいけない。この地域は、山砂利跡地といい、日の目を見ようとしている。近畿のハブ、中心になろうとしている」と声を強めた。
 続いて、衆・参国会議員ら11人が、順番に来賓祝辞。まず、藤井比早之・国交大臣政務官が「東西と南北の要衝となる。富と人を呼び込むものに」、新名神建設促進議員連盟会長の伊吹文明衆院議員(自民)は「意義のある開通。日本海までの大きなパイプ。道路によって、人と文化が交わる」、山井和則衆院議員(民進)は「山城地域の魅力を広めることができる」、安藤裕衆院議員(自民)は「大きなインパクトを府南部に広げよう」などと呼び掛け、竹内譲衆院議員(公明)、二ノ湯智(自民)・西田昌司(自民)・福山哲郎(民進)各参院議員らもお祝いの言葉を寄せた。
 そして、城陽市など沿線3市の子供らがメッセージを寄せたビデオレターが披露され、高速道路で一つにつながった京丹後市の旅館を切り盛りするおかみさんたちが中継先から来訪を心待ちにした。
 このあと、新名神京都事務所・西岡大造所長の工事報告があり、近藤栄太郎・府議会議長の発声でバンザイ三唱して、式を締めくくった。
 
◆◆直前ウオークに4800人 白バイ先頭にパレード◆◆
 
 式典会場から400㍍西の京田辺市域に移動した関係者は、燦々と降り注ぐ陽光のもと、ハサミ入れ(テープカット)とクス玉開披で、華々しく開通を祝った。
 ここでも、西城陽中学校吹奏楽部がダンスを交えたパフォーマンスで盛り上げ、佐伯幼稚園の園児たちがお祝いメッセージを寄せた。
 そして、上り線約1・5㌔で城陽市主催のフリーウオークを楽しむ親子連れ約4800人が「祝・開通」のペナントを高く掲げ笑顔で揺らす中、白バイ先導の開通パレードがいよいよスタート。
 パトカーの後続には、工事関係車両をはじめ、地元事業所の大型トラック、山田知事乗車のお茶の京都PRカーなどが続々と列を成し、歓声を上げる沿道の市民らと笑顔で手を振り合った。
 

開通式典で挨拶に立つ主催者の西日本高速道路㈱石塚社長
開通式典で挨拶に立つ主催者の西日本高速道路㈱石塚社長

山田知事が喜びの挨拶
山田知事が喜びの挨拶
「茶かほる」を演奏する西城陽中学校吹奏楽部
「茶かほる」を演奏する西城陽中学校吹奏楽部
城陽から八幡京田辺に向けて、白バイを先頭に出発したパレード車両一行
城陽から八幡京田辺に向けて、白バイを先頭に出発したパレード車両一行
フリーウオークの親子も旗を手に祝福
フリーウオークの親子も旗を手に祝福
佐伯幼稚園児もパレードをお見送り
佐伯幼稚園児もパレードをお見送り