県祭 12万人でにぎわう


《城南新報2017年6月4日付紙面より》
 

奉製された梵天がどしりと鎮座(宇治神社御旅所)
奉製された梵天がどしりと鎮座(宇治神社御旅所)

さんさ踊りでひょっとこが手足を自在に舞う(県神社)
さんさ踊りでひょっとこが手足を自在に舞う(県神社)

 「暗夜の奇祭」として知られる宇治の県祭(あがたまつり)が5日、中宇治地域で繰り広げられ、府内最大規模となる約500の露店がひしめく3つの通りが約12万人(県祭安全対策推進協議会発表)でにぎわいを見せた。
 午前中から快晴に恵まれ、夕暮れ時には、宇治橋通りと県通り、本町通りの通称・三角地帯が、家族連れや観光客、子供らで早くも埋め尽くされた。
 飲食メニューは、唐揚げや焼きそば、たこ焼き、綿菓子のほか、アユの塩焼き、クロワッサンたい焼きなどが勢ぞろいし、ボトルの底がキラキラと点滅する新参「電球ソーダ」も人気を集めた。景品が当たる射的、くじ引きに子供たちが歓声を上げ、宝石のつかみどり、金魚すくいに列ができた。
 ぶんきょうサテキャンでは、ご当地舞台の人気アニメ「響け!ユーフォニアム」の特設コーナーを設け、聖地・大吉山にも胸の鼓動高鳴るファンが詰めかけた。
 一方、朝御饌の儀に始まる県神社の祭儀式は滞りなく執り行われ、すっかり日の落ちた境内で披露された組囃子、さんさ踊り、音曲語りものに参拝者らが酔いしれ、宇治神社御旅所でも太鼓の音色が響き渡った。
 そして、クライマックスの梵天渡御(ぼんてんとぎょ)では、御旅所前と県神社・旧大幣殿前で威勢良く『ブン回し』を行い、市民らの熱い視線を浴びた。
 

お目当てのものが当たるかな?くじ引きに心躍らせる
お目当てのものが当たるかな?くじ引きに心躍らせる

新参メニュー「電球ソーダ」を子供たちが買い求めた
新参メニュー「電球ソーダ」を子供たちが買い求めた
試食も行われたわらびもちの露店
試食も行われたわらびもちの露店
射的ブースに集まる子供たち
射的ブースに集まる子供たち