8月下旬、100発程度か 宇治市議「市民の期待を裏切る」 (宇治川の花火)


《城南新報2017年6月22日付紙面より》
 
 宇治市の花火の打ち上げに関して、主催者(市・宇治商工会議所・市観光協会)が従来規模を大幅に縮小し、5~10分、100発前後で調整していることが21日、分かった。市議会6月定例会の一般質問で、堀明人市議(自民)は「市民の期待を裏切る」と批判。関係者の話を総合すると、8月下旬の週末での打ち上げで調整している模様だ。
 
 主催者は今年5月、安全・安心のために3年間、休止してきた宇治川の花火を今夏〝復活〟させる方針を発表した。打ち上げ場所は、これまで同様に、宇治橋下流の宇治川河川敷を想定。雑踏警備の関係から、5000発からの縮小、最大5号玉(直径約160㍍)からのサイズダウンなどを検討する―とした。
 一般質問で、堀議員は「約5分間、20発ぐらい、観光客に周知しないとの噂を聞く。本当なら観光施策ではない。市長公約のアリバイ作り」と批判。松田市民環境部長は「危険な雑踏を発生させないことが実施にあたっての大前提となり、そのための警備体制について、主催者において、関係機関と継続して調整を行っている。安心・安全が第一」と答えた。
 堀議員は「本当に8月に実施できるのか。市民の期待を裏切る。茶を濁した花火、情けない花火でなく、市民が喜んでくれる花火大会に」と訴えた。
 主催者は5月時点で「花火大会」の文言を使用せず、大幅な規模縮小をにおわせていたが、関係者の話を総合した結果、5~10分、100発前後で調整している模様。打ち上げ時期も、宇治橋通商店街振興組合が開催する8月5日(土)のイベントに合わせる案もあるが、物理的に難しい状況となっており、8月開催にこだわるならば、下旬での打ち上げとなるようだ。
 

大幅な縮小となりそうな宇治川の花火
大幅な縮小となりそうな宇治川の花火

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