サテキャン宇治・伏見 開館10年 6万人超が来場 (京都文教大・短大)


《城南新報2017年7月5日付紙面より》
 

イベントでも活用されるサテキャン宇治橋通り
イベントでも活用されるサテキャン宇治橋通り

 京都文教大学・短期大学(宇治市槇島町千足)が宇治橋通り商店街と伏見区の大手筋商店街に開設したサテライトキャンパスが、今年で開館10年を迎える。愛称〝サテキャン〟の来場者総数は計6万人を突破。学生の地域活動や住民の発表の場、子育て支援などに幅広く活用され、地元と大学・短大の架け橋として定着している。

「ぶんきょうサテキャン宇治橋通り」は2007年6月10日、「ぶんきょうサテキャン伏見大手筋」は同年10月19日にオープンした。
 大学と地域が連携し、さまざまな活動を通じて地域から学び、大学からも地域に還元していくための情報交流拠点の施設。この〝小さな学び舎〟を拠点に学生が地域行事や地域活動に参加したり、地元向けの交流・活動スペースとして開放し、住民や市民グループなどが利用している。宇治橋通りにはスタッフが常駐。伏見大手筋は12年に商店街内で移転し、申し込みに応じて、子育て世代や親子対象のイベントを中心に活用されている。
 このうち宇治橋通りの施設(月曜休館)は、JR宇治駅の程近く、買い物客や観光客が行き交う宇治の中心に立地。座席のみのシアター形式で約30人、座席と机があるスクール形式で約20人収容できる約35平方㍍の活動スペース、ミーティングなどに活用できる約6平方㍍のスペース、キッチンを兼ね備える。
 10周年記念行事として現在、館内で来館者参加のドリームマップづくりを展開中。「これからサテキャンでやってみたいこと」「宇治、伏見の夢」などをカードに書き、枝を広げた大木のイラストに貼り付けてもらう。宇治橋通りでは7月15日(土)まで。
 サテライトキャンパスを管理運営する同大学フィールドリサーチオフィスは「宇治橋通りとは末永く付き合ってゆく拠点。大学や学生と普段は関わりのない人も、サテライトキャンパスが接点になれば。大きなことはできなくとも、拠点として宇治の中心部にいることが大事」とし、利活用の広がりに期待する。
 サテライトキャンパスは、地域住民の文化・福祉活動、子育て支援などの活動、発表場所や拠点として「地域活性化」を目的にする非営利の取り組みであれば、誰でも無料で使用できる。申し込み、問い合わせは同オフィス℡25‐2630へ。
 

来館者のメッセージで彩られたドリームマップ
来館者のメッセージで彩られたドリームマップ