異文化知り、広い視野を 姉妹都市韓国慶山市から中学生20人


《城南新報2017年8月2日付紙面より》
 
 城陽市と韓国・慶山市は1991年1月に姉妹都市盟約を締結。両国の間には難しい政治課題があるが、市民間の草の根交流には影響はなく、人々の絆は深まるばかり。今や、日韓交流のモデルとして国内外から注目を浴びている。
 そんな中、今夏も慶山市の将来を担う優秀な中学生20人(男子13人、女子7人)が引率の職員ら3人とともに1日、城陽市に到着し、熱烈歓迎を受けた。
 一行は関空からバスで午後4時すぎに城陽市役所に到着。玄関ロビーで出迎えた市職員らの大拍手を浴びて歓迎会へ。席上、奥田敏晴市長は「今回の訪問で、異文化を知ることにより広い視野を持った人間として、ひと回り成長を」と挨拶した。
 市国際交流協会の森澤博光会長は「きょう、この場で両市交流に参加していることを誇りに感じ、来春、城陽市の中学生が慶山市を訪問した際には、韓国の文化について学べるようによろしくお願いします」と要請した。
 引率の李相鎭(イ・サンジン)団長=慶山市職員=が「両市の交流は確実に実を結んでおり、中学生にとって今回の訪問は忘れられない思い出になる」と挨拶。生徒を代表して郭慧珍(カク・ヒェジン)さん(14)は「日本に来たのは初めてです。たくさんの思い出をつくりたい」と流暢な日本語を披露した。
 記念品の交換、記念写真に収まったあと、一行は市議会に増田貴議長、村田圭一郎副議長らを尋ねて挨拶。本会議場も見学し、議長席に座るなど貴重な経験を積んだ。
 慶山市の中学生たちは、きょう2日は金閣寺や二条城の見学、おたべ作り体験などで京都の夏を満喫。あす3日は西城陽中学校を訪問し、お好み焼き作りや百人一首、折り紙などで日韓生徒間交流を繰り広げ、4日に帰国の途に就く。
 

歓迎の挨拶を受ける慶山市の中学生たち(城陽市役所)
歓迎の挨拶を受ける慶山市の中学生たち(城陽市役所)