民話で学ぶ宇治の魅力 女性連65周年 いきいき学校


《城南新報2017年8月3日付紙面より》
 
 宇治市女性の会連絡協議会(多田ひろみ会長)は先頃、宇治公民館で今年度の「女性いきいき学校」の第1講を開いた。会員約70人が宇治に伝わる民話に耳を傾け、地元の魅力に触れた。
 同協議会の65周年を記念し、宇治の素晴らしさを再確認しようと「うじの歴史を学ぶ」を講座のテーマに掲げた。地元の民話の読み聞かせをしている紫式部市民文化賞選考委員特別賞の受賞グループ、宇治民話の会(上田恵子代表)に出演を依頼した。
 宇治民話の会は34年にわたり、高齢者から地元の民話を聞き取り、後世に伝える活動を続ける。今回はメンバー8人が宇治の山間地や東部、西部の民話10話余りを紹介した。
 最後に、巨椋池の干拓にまつわる民話「空に舞った花嫁衣装」を基にした手作りの大型紙芝居を披露。悲恋の切なさがにじむ豊かな語りや、要所で効果的な音響も交えて発表すると、会員たちから盛んな拍手が沸き起こった。
 多田会長は「民話の中に女性の生き方もきちんとつながっていて、みんなほっこりと聞くことができた」と話した。
 会場には九州豪雨災害の義援金の募金箱を設置し、善意を呼び掛けた。女性いきいき学校の第2講は11月に開催する予定。
 

宇治民話の会の紙芝居も披露された女性いきいき学校
宇治民話の会の紙芝居も披露された女性いきいき学校