イノベイティブ和服を披露 「宇治コレ+α」150人魅了 市役所でファッションショー


《城南新報2017年8月10日付紙面より》
 

イノベイティブ和服を来場者に披露して、決めポーズ
イノベイティブ和服を来場者に披露して、決めポーズ

宇治市内6高校(京都芸術、城南菱創、東宇治、京都翔英、莵道、立命館宇治)の生徒が集い、宇治の魅力づくり・発信についてアイデアを出し合う高校生版プラットフォーム『めっ茶、好きやねん!!~宇治に届け~』は9日、市役所1階交流ロビーで、ファッションショー「宇治コレクション+α」を開催した。テーマは「WA(和、輪)の心」で、高校生らが考えたイノベイティブ和服を披露。モデルを務めた生徒13人がランウェイで笑顔を振りまき、約150人の来場者を魅了した。
 
 「宇治コレ」は、パリコレのようなファッションショー。『めっ茶』のメンバーらを中心に約50人が昨年度の反省を踏まえ、内容を刷新して取り組んだ。
 衣装は昨年度、伝統的な和服も一部で披露したが、今回は洋服をベースに和服の良い点を取り入れたイノベイティブ和服に統一。着用した衣装は全て立命館宇治高の生徒が制作し、昨年度までの一部レンタルをなくした。
 十二単をイメージして4色の着物の生地を重ねた紺色スカート、紫式部をイメージして両肩に色彩の異なる紫を配色したTシャツ、浴衣の魅力である襟元を合わせたサマーカーディガンなどが完成した。なかには抹茶、宇治川、鳳凰などもイメージしたり、あしらったりすることで「宇治」をPR。宇治署提供の防犯グッズも取り入れたほか、反射材ネクタイも作った。
 また、告知ポスターも作成し、コンビニや事業所など50カ所以上の協力が得られて掲出。モデルらを中心に最大12時間の事前練習を行い、歩き方の指導を受けるなどリハーサルを重ねてきた。
 ショーは華やかな音楽とともに始まり、イノベイティブ和服を着たモデル13人が次々とランウェイを歩き、聴衆の前で決めポーズ。今回から2~3人が同時に歩くなど、同じモデルが3~4回登場する演出も取り入れ、投げキッスを送ったり、小物をアピールするなど随所に〝変化〟を見せた。
 ショーの最後には新たにダンスを取り入れ、息の合った踊りを披露。ラストは、観衆に交じっていた高校生らが急に〝ステージ〟に上がり、一緒にパフォーマンスを行うフラッシュモブで大人気の「恋ダンス」を行い、来場者から大きな拍手が送られた。
 このほか、会場には初めてお茶席を設営。菟道高、立命館宇治高の茶道部のメンバーら18人が、抹茶を振る舞った。
 モデルを務めた甲村隆太郎くん(菟道高1年)は「楽しく、笑顔で、カッコよく歩けた」と感想を述べ、北濱くるみさん(同1年)、峯小夏さん(同1年)も「視線を感じ、めっちゃ緊張したけど、歩いている内に楽しくなった」と振り返った。
 「めっ茶」広報の谷井亮太くん(同3年)は「みんな楽しくできた。100点満点以上のデキ」と満足顔で、ショー開催に協力してくれた人たちにお礼を述べた。
 

ランウェイで笑顔を見せる高校生モデルら
ランウェイで笑顔を見せる高校生モデルら

会場に設営されたお茶席で、高校生らが接待
会場に設営されたお茶席で、高校生らが接待

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