都計道路「塚本深谷線」きょう開通 東西交通の混雑緩和へ


《城南新報2017年8月26日付紙面より》
 
 城陽市の国道24号(寺田塚本)と府道城陽宇治線(寺田垣内後)を東西に貫く都市計画道路「塚本深谷線」が、きょう26日午後3時に通行開始となる。これで、長年の課題だった市中央部の東西交通網が大きく改善され、近鉄寺田駅近くを通る「府道内里城陽線」、久津川駅付近で慢性的な渋滞を引き起こしている「府道八幡城陽線」の混雑緩和が期待される。
 
 市の都市計画道路「塚本深谷線」は1981年3月に都計決定され、市施行の久世荒内・寺田塚本地区「新市街地整備」の関連事業として、2005年1月に事業認可を受けた。
 都計決定区間は、寺田塚本の国道24号から寺田深谷の友が丘バス停前までの総延長2640㍍だが、今回整備されたのは国道24号と府道城陽宇治線の間の1350㍍。そのうち、110㍍は新市街地内の区画道路に位置付けられる。
 100戸超の地権者との用地買収交渉を経て、本格的に工事着手されたのは14年7月。その後、急ピッチで道路整備が進められ、総幅員16㍍~17・5㍍内に片側1車線の車道(7㍍幅)、ともに4・5㍍の両側歩道が完成した。
 起終点の国道、府道交差には信号機が設置され、近鉄線と平面交差する部分には踏切が新設。市道234号線との交差部には、押しボタン式信号が取り付けられた。
 ただし、府道城陽宇治線との交差部は暫定供用でのスタート。府道の両側に設けられる右折レーンは、用買途中であることから『2・5車線』のやや狭い右折だまりでの対応とする。
 開通後は一日5000台の通行量を見込み、「府道内里城陽線」一日5000台、「府道八幡城陽線」一日5600台の通行車両の分散による混雑緩和に期待を寄せる。
 今回、整備した区間の総工費は約47億円。国補助金で11億1700万円、起債(借金)で35億7000万円、残りは一般財源などで賄われる。
 市は、きょう26日午前10時から寺田西小学校体育館で、開通式典を挙行。そのあと、現地に出席者らが移動してテープカット、さらには寺田垣内後方向へ通り初めを行う。一般車両は午後3時から通行可能となる。
 
◆◆近鉄踏切交差点「走行に注意を」◆◆
 
 「塚本深谷線」の開通で、近鉄京都線との交差部に『新・久津川5号踏切』が新設されることに伴い、その南北に位置していた歩行者専用の「久津川5、6号」が閉鎖された。
 『新・久津川5号踏切』の交差部を車で通行する場合、線路に沿って走る市道から進入してきた時は「右折不可」。また、塚本深谷線を東西の両方向から車で走ってきた場合、線路沿いを南北へ走る2本の市道へ「左折はできるが、右折はできない」。
 踏切付近の走行には、十分に注意を。
 

開発が進む新市街地へ直結する「塚本深谷線」
開発が進む新市街地へ直結する「塚本深谷線」