自らの頭で災害の備え 泊りで“避難所体験” (槇島中1年生)


《城南新報2017年9月16日付紙面より》
 
 宇治市立槇島中学校(大槻政己校長)で15日、1年生97人を対象にした防災学習「避難所体験」が始まり、校内で一夜を明かす生徒が「災害の時、自分たちは何ができるか」に思いをめぐらせる。
 総合学習「宇治学」1年テーマ「防災」の一環として、万一の備えを深く考える機会に。近隣の防災リーダーや民生委、同校ブロックの槇島・北槇島小教職員ら約50人が見学した。
 午後2時に下校した生徒たちは再び、5時30分に避難者として、体育館へ。生徒が担う避難所設営では、館内で居住スペース、グラウンドで搬入・救急・一般車両の駐車スペースを完成させた。
 このあと、市危機管理課、市消防、山崎製パン㈱、同校教諭が講師を務め、実技を交えた講義開始。市危機管理課は「一人ひとり何が必要かを考えてもらいたい」と狙いを伝え、オリジナルの「持ち出し袋運用ゲーム」を実施。絆創膏や着替え、携帯ラジオ、懐中電灯、ポリ袋などを挙げ、それぞれ持ち寄せた各班で、あるのを確認すると「やった」とばかり歓声を上げた。
 講義後は、男子が体育館、女子が教室に分かれ、3人ずつのパーティションで寝場所を確保。今後、各班で成果をまとめ、発表予定もある。
 

持ち出し袋運用ゲームで、なくては困るものを確認する生徒たち
持ち出し袋運用ゲームで、なくては困るものを確認する生徒たち