買い物気軽に楽しんで 高齢者の送迎サービス開始 (久御山町社協)


《城南新報2017年9月16日付紙面より》
 

イオンモール久御山店内の生活雑貨店で買い物を満喫
イオンモール久御山店内の生活雑貨店で買い物を満喫

 久御山町社会福祉協議会(岸喜代至会長)は、自由に買い物に行けない町内在住の高齢者への「買い物送迎サービス」を15日から始めた。地域の待ち合わせ場所から同町森のイオンモール久御山まで車で送迎し、買い物を楽しんでもらう。今後、毎月第2金曜日に行う。
 
 新たな事業は、日常の買い物が困難な高齢者に買い物を楽しんでもらうのが目的。昨年度計6回の試行で延べ14人の利用があり、今回本格スタートさせた。買い物代行の利用やネット通販などで用を満たすのではなく、実際に商品を見て購買することで楽しみを増し、引きこもり防止も見据える。
 70歳以上の1人暮らしや夫婦で、路線バスなど公共交通機関でイオンモール久御山に行くことができず、介助を必要としない人が対象。利用料100円。事前登録してもらい、最寄りの待ち合わせ場所から送迎する。
 初回は79歳~87歳の女性5人が参加し、送迎車両の運転や買い物の見守りなどボランティア3人がサポートした。同店に到着後、1時間余り自由行動し、食料品売り場や生活雑貨のテナントなどを巡った。
 買い物はもっぱら近所の食品スーパーで、雨の日は行くこともできないという林宮ノ後の大西良子さん(79)は「(イオンモールには)遠いから行きたくても、なかなか行けなかった。気分転換になって楽しい。10月も、11月も利用したい」と話し、食料品売り場や雑貨ショップなどを見て回った。
 下津屋の後藤フサ子さん(85)は食料品と予約していた化粧品を購入。「地域に商店やスーパーがないので高齢者にとってありがたい。またこれからも使いたい」と笑顔だった。
 この日は、店側も駐車スペースを確保したり、乗降時に警備員を配置するなど協力。同店の高平英昭オペレーションマネージャーは「交通が不便で外出しにくい方にも、買い物の喜びや楽しさを味わっていただきたい」と話した。
 次回は10月13日に行う。定員7人。利用登録と併せて、送迎ボランティアを募集している。問い合わせは町社協℡075‐631‐0022まで。
 

ボランティア(後ろ2人)に見守られ帰路に就く参加者
ボランティア(後ろ2人)に見守られ帰路に就く参加者

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