自慢の抹茶、心ゆくまで 厳かに茶壺口切りなど 荒見神社で城陽茶まつり


《城南新報2017年10月17日付紙面より》
 

茶壺口切りを行う大谷さん
茶壺口切りを行う大谷さん

城陽市富野荒見田の荒見神社(青山浩然宮司)で15日、第29回城陽茶まつりが開かれ、約1000人でにぎわった。古式ゆかしい儀式を皮切りに、市民らが、お茶の京都ターゲットイヤーの今年度、全国茶品評会てん茶の部で見事、産地賞を受賞した「日本一」の抹茶を堪能。境内では、茶席をはじめ、展示販売などのブースが軒を並べた。
 
 市茶生産組合(村田恭組合長)、城陽茶業青年団(有田一平団長)、市茶華道連盟(足立久美子会長)でつくる実行委員会(村田委員長)主催で、この季節恒例のイベント。市内の茶業関係者が力を合わせ、全国トップの評価を得た自慢のてん茶をアピールする。
 あいにくの雨模様となったが午前9時、神社拝殿で献茶式が営まれ、城陽茶業青年団の大谷泰弘さん(43)が、茶道・裏千家の尾笹梅子さん指導のもと、古式に則り茶壺口切りの儀を執り行った。市茶華道連盟の足立会長が裏千家流のお点前で点てた濃茶を青山浩然宮司が本殿に捧げ、村田委員長ら茶業関係者5人に薄茶がふるまわれた。
 式のあと、各種コーナーが幕開け。境内の抹茶席では市茶華道連盟の女性とともに、着物姿の児童らが市民らを丁重にもてなし、茶きんとんとお薄を運んだ。
 茶業青年団員がアドバイスする抹茶と煎茶のおいしい淹れ方教室では、和やかな歓談の中でコツを伝授。ほかにも、茶そば席や各種茶関連商品、城陽産抹茶を使ったスイーツの販売、お茶ゆかりの景品が当たる抽選会も人気を呼び、市三曲協会(長田正会長)の邦楽演奏が会場に彩りを添えた。
 

拝殿でお茶を点てる市茶華道連盟の足立さん
拝殿でお茶を点てる市茶華道連盟の足立さん

愛らしいお運びさんが折り目正しく接待する
愛らしいお運びさんが折り目正しく接待する
茶業青年団が淹れ方をアドバイス
茶業青年団が淹れ方をアドバイス
茶そばに舌鼓を打つ親子連れ
茶そばに舌鼓を打つ親子連れ
至極の一服に心を和ませる
至極の一服に心を和ませる

コメントは受け付けていません。