城陽の宝「全種集めよう」 地域資源キャラカード 魅力発見ツアーで配布 (エコミュージアム)


《城南新報2017年10月17日付紙面より》
 
 歴史や自然、産業などを保存・活用することで地域活性化につなげる城陽市のエコミュージアム事業。担当の市教委は、この取り組みをさらに広めるべく、森山遺跡を象徴する「弓矢で獲物を狙う縄文人」など地域資源キャラクターの写真と説明文を掲載したカード10種類を制作した。早速、今月29日(日)開催の第1回JOYOエコミュージアムまちの魅力発見ツアー=JR長池駅~城陽五里五里の丘=のゴール達成者に1枚ずつ配布するが、どのカードがもらえるかはお楽しみ。いろんな関連イベントに参加し、全種類を集めてみよう。
 
 宇治市の平等院や八幡市の石清水八幡宮のような世界遺産や国宝はないが、城陽市には「縄文から奈良時代までの国指定史跡6件が比較的狭い地域に点在する全国的にも貴重な地域」と文化庁から、お墨付きを受けた。
 これら歴史的資源を活用するため、市教委を中心に一昨年度からフランス発祥の地域活性化策「エコミュージアム」に取り組み、昨年度は京都芸術デザイン専門学校と官学連携で、市内の史跡にまつわる20体のキャラクターを制作。そのうち、10体をパネルにして市歴民で展示したあと、今年6月にそれぞれの現地に移設した。
 そして、今年度はかつて大ブームを巻き起こした「プロ野球カード」にヒントを得て、トレーディングカードサイズの両面フルカラー「地域資源キャラクターカード」10種各1000枚を作製。すべてにQRコードを付け、スマホなどにかざすと、それぞれの史跡の解説や場所など詳細情報を知ることができる。
 市教委は「希少価値を付けるため」にむやみにカードを配ることはせず、関連イベントに参加した人に配布する方法に徹する。その第1弾が29日(日)にJR長池駅を発着点に行う第1回JOYOエコミュージアムまちの魅力発見ツアー。
 当日は午前10時から正午に同駅南側広場で受付が行われ①森山地蔵堂②松屋③雨乞い地蔵④観音堂巽畑のシブガキ(市名木・古木)⑤旦椋神社⑥森山遺跡を巡り、各ポイントでクイズに答え、城陽五里五里の丘=府立木津川運動公園=にゴールすると、カードが1枚もらえる。ただし、種類は選ぶことはできない。
 この日は特別に「旦椋神社」で以仁王のカードがもらえるという情報も。全種類を集めて額に入れれば、城陽の宝になるかも。市教委は「森山遺跡」のカードに3種のキャラが印刷されており、市教委は残る7体のカードも今年度中に作製する。
 JOYOエコミュージアムまちの魅力発見ツアーは今年度3回(10、11月と来年3月)に実施予定。健康に良いウオーキングに励みながら、地域の文化、歴史を学習しよう。
 

城陽でブームが巻き起こるか「地域資源キャラクターカード」
城陽でブームが巻き起こるか「地域資源キャラクターカード」

 
◆◆22日、城陽でエコM全国大会◆◆
 
 日本エコミュージアム研究会(会長=大原一興・横浜国立大学教授)主催の全国大会が22日(日)午後1時30分から城陽市寺田、鴻の巣会館で開かれることが決まった。
 エコミュージアムに関心を持つ大学教授らが情報交換し、研究を深める場。もちろん一般市民の参加も可能という。
 当日はNPO法人朝日町エコミュージアム協会の安藤竜二氏が山形県内での活動事例を紹介しながら基調講演。そのあと、城陽市教委・文化スポーツ推進課の浅井猛宏主任がパネルやキャラクターカードを含む市内での取り組みを話し、ワークショップも展開する。
 参加は事前申し込み不要、入場無料。エコミュージアム事業に関する問い合わせは同課文化財係℡56‐4049まで。
 

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