災害へ宇城久が結束 イオンで合同訓練 (消防本部・団)


《城南新報2017年11月9日付紙面より》
 
 宇治・城陽・久御山の2市1町の消防本部と消防団が連携した合同訓練が8日、久御山町森のイオンモール久御山であった。秋の全国火災予防運動の一環。消防職員・団員、同店自衛消防隊員ら約260人が参加し、中高層火災の初動対応を確認した。
 有事などに消防隊や救急隊を派遣し合う宇城久の各消防本部の相互応援協定に基づき、府消防協会宇城久支部が3市町で毎年持ち回り開催している。
 「店舗1階の飲食店から出火、上層階に延焼が拡大した」との想定で開店前に行った。同店自衛消防隊が初期消火に当たり、直営・テナントの従業員らを駐車場に誘導。通報を受けた久御山町消防本部や、応援出動の宇治・城陽各本部の緊急車両が次々と現場に到着した。
 4階屋上駐車場での逃げ遅れも想定し、はしご車による救出手順を確認。消火活動の訓練で、消防団員らは小型ポンプを稼働させ、一斉放水を行った。
 講評した森保彦・久御山町消防長は「良好に活動していただけた。有事の際は2市1町の消防組織が訓練より一段と強く結束し、災害に臨んでほしい」と呼び掛けた。
 開催地を代表し、信貴康孝町長は東南海・南海地震も念頭に災害時の広域対応を強化する必要性に触れつつ、「住民の安全・安心の確保へより一層精進を」と述べた。
 

訓練で一斉放水を行う宇城久の消防団員たち
訓練で一斉放水を行う宇城久の消防団員たち