“城陽秋花火” 来年も開催へ 10月固定、毎年継続の方向


《城南新報2017年12月9日付紙面より》
 
 城陽秋花火大会2017実行委員会(委員長=喜田洋司・城陽JC理事長)が8日、市役所内で開かれ、初の3年連続となる来秋の開催が事実上、決定した。委員らは、師走の風物詩・光のページェント「TWINKLE・JOYO」に加え、城陽秋花火を新たな観光イベントに発展させることで認識を一致。『10月』に固定し、毎年継続の方向も打ち出した。宇治川花火大会が終止符を打つ中、地元住民の城陽秋花火大会に対する関心が高まるものとみられ、さらなる内容の充実に期待が集まりそうだ。
 
 城陽秋花火は2011年に城陽JC設立30周年を記念して初開催。その翌年も市制40周年の冠を付けて継続開催された。いずれも場所は、アル・プラザ城陽北側の田園地帯で11月開催だった。
 その後、さまざまな問題があり実施は見送られたが、府立木津川運動公園『城陽五里五里の丘』ができたことを弾みに昨年9月、4年ぶりに城陽秋花火が復活。ただ、台風シーズンで雨中の開催となり、来場者は約3000人にとどまった。
 そして、今秋は最も気候が安定する10月上旬に絞って開催日(8日)を決定。天気にも恵まれ、約5000人(チケット購入者4150人)が秋の夜空を彩る花火の数々を楽しみ、1000発の予定が花火師のサービスもあり『1300発』が打ち上げられた。
 これら今大会の総括と今後の展開を協議する実行委員会が8日開かれ冒頭、奥田敏晴市長は「城陽の秋の風物詩として、新たな魅力創出に尽力いただいていることに、心から感謝申し上げたい」と挨拶。「宇治川花火大会をやめるとの報道があり、ますます城陽秋花火が注目される」と、今後の取り組みに期待を寄せた。
 事業報告では、PRポスターができたのが開催2週間前、当日ボランティアが20人不足したとの課題が浮き彫りとなり、委員から企画・立案を担当する城陽JCに「来年はもっと準備を早く」との注文がついた。
 これらが影響して協賛金が257万5000円(協賛企業161社)と目標の300万円に届かなかったが、それを有料来場者(当初見込み3000人)の増でカバー。115万円余りを来年度に繰り越すことができた。
 ただ、市補助金100万円、城陽商議所からの協賛金30万円がなくなれば〝赤字に転落〟。実行委では、喜田委員長の「来年も開催したい」との意向に異論は出なかったが、10月に固定して継続開催するには、新規進出企業などからの協賛金集めに力を注ぐ必要がありそうだ。
 

城陽の秋の夜空を彩る打ち上げ花火(今年10月8日)
城陽の秋の夜空を彩る打ち上げ花火(今年10月8日)