さあ3学期!元気に登校 維孝館門〝改修〟「通り初め」も


《城南新報2018年1月10日付紙面より》
 
 宇治・城陽・久御山・宇治田原の地元2市2町の公立小中学校で9日、3学期の始業式が行われ、登校の列から白い息が上がった。
 この中、宇治田原町の田原小学校では、改修された維孝館門の「通り初め」が行われ、全校児童220人が、装いを正した伝統の門を見上げながら、学舎へと向かった。
 この門は、今から145年前の1873(明治6)年、維孝館荒木小学校が開かれた際、京都市内の曇華院から移設された…とされる。
 その後、1893(明治26)年に郷之口小学校を田原尋常小学校と改称、校舎を新築した際、廃校となる荒木小学校から現在の地に移された。
 同院は皇女や貴族の息女が住職を務めた尼門跡寺院の一つだが、門の建立時期は定かではない。
 今回行われた平成の大修理では、門全体の歪みを修正しながら、腐食部分については新たな木を接いで色を合わせたほか、戸当たりや開き止め金物を新規に設置。ガードレールはステンレス製にし、飾り金具100個も新調した。