“とんど” で住民交流 (宇治市内)


《城南新報2018年1月14日付紙面より》
 
 宇治市内の小学校で13日、小正月にちなんだ行事が行われ、とんど(左義長)をメーンに、各地ならではの取り組みで住民交流を深めた。南小倉・岡屋・南部小などでも、住民らが炎に願いを込めた。
 
◆◆白玉ぜんざい心身ほっこり(小倉小)◆◆
 
 小倉小学校では校区青少協(久保田幹彦会長)が企画し、子供たちが伝統文化に触れ、地域交流を深めた。
 久保田会長が受験生にエールを送り、やぐらに点火。取り囲んだ児童らから歓声が上がり時折、竹が爆(は)ぜる大きな音に耳を押さえた。
 このあと、地域の民生児童委員協議会や育友会、町内会の有志が大鍋で仕込んだ白玉ぜんざいが振る舞われ、400食分が瞬く間に品切れ。心も体も温めて児童たちがほっこりと過ごした。
 

白玉ぜんざいに舌鼓を打つ(小倉小)
白玉ぜんざいに舌鼓を打つ(小倉小)

 
◆◆アツアツ焼きイモに笑顔(北小倉小)◆◆
 
 北小倉小学校では、土曜の居場所事業「ワクワク広場」を展開する北小倉子育て連絡会(黒田忠雄会長)が「とんど」を主催。児童代表がやぐらに点火すると、親子らが炎を見上げ、健康や学業成就を願った。
 そして、児童たちは、効験ある炎を受けてホクホクに焼き上がった宮崎紅20㌔のうち、好みのサイズを選んでおいしそうにほおばった。
 

好みの焼きイモに手を伸ばす(北小倉小)
好みの焼きイモに手を伸ばす(北小倉小)

 
◆◆ジョギングでカゼ知らず(神明小)◆◆
 
 神明学区青少協(山﨑絹子会長)の新春交流会は、神明小周辺でジョギング大会と合わせて行い、児童らがハツラツとコースを駆けた。
 文化祭と並ぶ青少協のメーン行事で、地域住民も数多く集まった。宇治中吹奏楽部がパレードと演奏で幕開け。スタートを切った児童たちが寒波をもろともせず、やぐらが組まれた運動場を周回し、校区内約2㌔のコースに駆け出した。点火のあと、参加者たちが、空高く舞い上がる炎に願いを込めた。
 

元気いっぱい周回する児童たち(神明小)
元気いっぱい周回する児童たち(神明小)

 
◆◆威勢よく響かせる(大久保小)◆◆
 
 大久保小学校では同校区青少協(木本裕章会長)が「とんど」を主催し、広野公民館で練習するジュニア和太鼓の児童19人がバチさばきを披露する中、やぐらに点火。親子らが立ち上がる炎を見つめ、健康や学業上達を願った。
 宇治署・宇治自転車組合協力の自転車安全教室と点検も行われ、ホクホクの焼きイモを手にした児童たちがクラスメートらと歓談を弾ませた。
 

煙舞う中、バチさばきを披露(大久保小)
煙舞う中、バチさばきを披露(大久保小)

 
◆◆マーチングバンドが演奏(槇島小)◆◆
 
 槇島小学校では育友会(岡本里美会長)、地域の各団体が協力する中、新春の集い「左義長」が開かれ、約600人が伝統行事に親しんだ。
 開会行事では、同校マーチングバンドが寒空の下、息の合った見事な演奏を披露。普段、児童らの見守り活動をしているボランティアには2年生児童からカイロが贈られた。
 グラウンドには支柱となる骨組みが大竹で作られ、地域で調達したワラを設営。児童ら3人が火を放つと、勢いよく燃え盛り、白煙が天高く舞い上がった。
 また、昔遊びコーナー、模擬店を開設。三世代で交流し、地域の絆を深めた。
 

マーチングバンドが演奏を披露(槇島小)
マーチングバンドが演奏を披露(槇島小)