新バス路線3月17日運行開始へ 久御山町~JR松井山手駅


《城南新報2018年1月25日付紙面より》
 
 久御山町とJR片町線の松井山手駅(京田辺市)を結ぶ新たなバス路線について、京都京阪バス㈱(八幡市)は24日、3月17日(土)に運行開始する見通しを明らかにした。同町初となる南方面の鉄道駅とのバス路線で、通勤の利便性向上による町内企業の雇用拡大や、通学・通院・買い物などでの利用が期待される。町地域公共交通協議会(会長=中村繁男副町長)の初会合で報告した。
 
 新路線は京都京阪バスと久御山町が協議を重ねてきた。町の交流施設「まちの駅クロスピアくみやま」と松井山手駅を約30分で結ぶ。
 運行エリアは同町と八幡市、京田辺市。停留所は同町内が久御山工業団地、京都岡本記念病院など既存の6カ所、八幡・京田辺市域が既存と新設を合わせ9カ所で計15カ所。松井山手駅発の午前8時台までの便と、クロスピア発の午後5時台からの便は、八幡市内の工業団地などを経由する。
 大型バスで運行し、主な運賃は210円(京都岡本記念病院―クロスピア)~300円(松井山手駅―クロスピア)。
 この日の会合では、事業所の従業員や住民に新たなバス路線を効果的にPRする方策を話し合った。町は運行開始日にクロスピアで記念式典を計画。運行ルートを中心とした町内事業所に試乗乗車券の配布や、毎月1回開催されている「クロスピア市」でPRブースの設置を検討している。広報くみやまでも告知記事を掲載する予定。
 京都京阪バスは案内チラシやポスター、看板、バス前面幕、記念品などを作成し、本格的な広報に乗り出す。
 協議会委員らは、松井山手駅の時刻表や乗継情報の併記、京都岡本記念病院内での目に留まりやすいPR、事前の試乗会の開催などを要望。新路線の愛称募集の提案もあった。
 京都京阪バスの槻木章管理部長は、新路線の開通で鉄軌道のない同町が東西南北の駅につながることを説明し、幅広い利用を期待した。協議会の中村会長は「町の基幹路線の1つとなるよう育てていきたい」とした。
 

新たなバス路線運行開始(申請中)の告知チラシ
新たなバス路線運行開始(申請中)の告知チラシ