“近畿ガス50周年”“麗峰園25周年” 輝く節目、盛大に記念式典 (城陽市寺田)


《城南新報2018年2月4日付紙面より》
 
 城陽市寺田今堀の㈱近畿ガス商会「創立50周年」、麗峰園「創立25周年」を祝う記念式典が3日、京都市内のホテルで開かれた。
 地元を中心に各界各層から約80人が出席。両社を率いる安井清社長(79)の卓越した経営手腕や地域防災への貢献、健康食品を通じた国際交流などに対し、次々と賛辞が寄せられた。
 「災害時、エネルギー供給の最後の砦」と称されるLPガス。安井社長は、1995年1月の阪神・淡路大震災発生時には大阪市東住吉区、2004年10月の新潟県中越地震直後には小千谷市へ入り、トラックに満載したガスボンベや炊き出し資機材を使って献身的な救援活動を展開した。
 また、阪神・淡路大震災を教訓に、城陽LPガス協会の会長として全国に先駆けて地元、行政との「防災協定」を締結。さらに安井社長自ら『備えあれば憂いなし』を実践し、同市にLPガス用コンロ131台をはじめ、自家発電装置、大型炊飯器など数々の防災備蓄品を寄贈している。
 節目を祝う式典で挨拶に立った安井社長は「思い起こせば1968(昭和43)年、サラリーマン生活に区切りをつけ、全く経験のないLPガス販売の世界へ身を投じた」と切り出した。
 がむしゃらに働き、ようやく城陽の地に根付き、経営に一息つけるようになったのは創業10年目のこと。その時、今は亡き母と妻、それに長女(賀子さん)と4人で行った初めての家族旅行(南紀白浜)での写真は日々の仕事の糧としており、この日の式典会場にもパネル大に引き伸ばして飾られた。
 来賓祝辞には、城陽市長代理の今西仲雄副市長、笹部忠嗣・府LPガス協会専務理事、三好悟・山川㈱代表取締役、山井和則衆院議員(希望)、友人代表の橋本昭男・前城陽市長が立ち、急きょ駆け付けた立憲民主党幹事長の福山哲郎参院議員も『防災に熱い』安井社長の人柄を絶賛した。
 府体協の桝岡義明名誉会長の発声で乾杯。しばし琴、尺八、三絃の「三曲演奏」を楽しみ、祝電披露では崔永祚(チェ・ヨンジョ)慶山市長ら多くの祝意が伝えられた。
 クライマックスでは、安井社長に対し、社員代表の小長谷敏孝次長から信楽焼『富士の残雪』=甲賀市無形文化財・大原薫作=、孫の五十棲春汰くん(7)=同志社小1年、百花さん(6)=年長児、啓太くん(4)=年少児、そして賀子さんに抱っこされた楓ちゃん(生後5カ月)の4人から花束が贈呈された。
 閉会挨拶で前畑専務は「きょう集まっていただいた方は陰に、日なたに近畿ガスや安井社長を支えていただいている方々ばかり。ただ、わが社はお客様第一。第2、第3弾でお客様に感謝の意を伝えたい」と、歯切れよく締めくくった。
 

最愛の孫たちから花束を受け取る安井社長
最愛の孫たちから花束を受け取る安井社長