“タイムカプセル”蘇る記憶 8年前の手紙&DVD 北小倉小で旧友再会


《城南新報2018年2月18日付紙面より》
 
 宇治市立北小倉小学校で18日、20歳を迎えた同窓生が集まり、卒業年次に校内に埋めたタイムカプセルを掘り出して歓談に花を咲かせた。
 2010年卒業の2学級48人は当時、自由に思いを綴った手紙と、当時の担任だった天花寺裕・大久保小主幹教諭と岡永子・田辺小教諭が編集したDVD「思い出スライドショー」を、先輩たちが使ったタイムカプセル(ステンレス製・長さ約50㌢・直径約16㌢)を受け継ぎ、厳重にポリ袋で巻いて密封、土に埋めた。
 この日、三々五々、同校に姿を見せた同窓生14人が、恩師らと顔を見合わせるなり名前を呼び合って歓声を上げた。
 近況や思い出を語るかたわら、代わる代わるスコップなどを手に土を掘り起こし、頭をのぞかせたカプセルを丁寧にすくい上げた。
 ネジを外していよいよ開封。どっと水が噴き出て、一瞬冷や汗をかくも、何重にも巻いたビニールの中の手紙は往時のまま。一人ひとりに手渡され、目を通す20歳の若者たちが表情を崩した。
 齊藤嵐さん(大阪市大2年)は「素朴な思いばかり綴っている」、八木晶帆さん(京都光華大2年)は「まだ何も知らない子供だったなあ」と感慨しきり。ほとんどが卒業以来の再会で、心ゆくまで旧交を温めた。
 

8年前に埋めたタイムカプセルを掘り出した同窓生たち(北小倉小)
8年前に埋めたタイムカプセルを掘り出した同窓生たち(北小倉小)