宇治田原で奥深さ体感 全国茶香服大会に145人 「お茶の京都博」終盤飾る


《城南新報2018年3月6日付紙面より》
 

西谷町長から「総合優勝」の表彰を受ける吉田浩実さん
西谷町長から「総合優勝」の表彰を受ける吉田浩実さん
一般の部優勝の永野莉乃さん
一般の部優勝の永野莉乃さん

 今年度、府南部活性化に向けて取り組んだ「お茶の京都」博の終盤を飾る『全国茶香服(ちゃかぶき)大会』が4日、日本緑茶発祥の地である宇治田原町のJA京都やましろ同町支店で開かれ、一般・子ども・茶業関係の3カテゴリーで合計145人(来賓含む)が茶種の飲み比べにチャレンジした。
 競技は五種五煎方式で行われ、遠くは東京など各地から集まった参加者が五感をフル回転させ、それぞれの産地や銘柄を探った。中学生以下の子どもの部には保護者同伴の幼児らも果敢に参加し、外国人の姿も目立った。優勝者をはじめ、上位入賞者には賞状と賞品が贈られた。
 また、住民体育館で茶の魅力体感イベントを同時開催。抹茶アート、日本茶インストラクターによるお茶の美味しい淹れ方などの体験ブースを設置し、ここでも茶香服を楽しむことができた。ステージや販売ブースなども多数並び、町内外からの来場者が交流を深めた。
 ほかにも、正寿院や禅定寺、猿丸神社で呈茶が催され、周遊バスも運行。同じく昼間、呈茶が行われた永谷宗円生家では、日本緑茶の発祥をテーマとしたインスタレーション(ライトアップ)が夕暮れとともに始まり、観光客らが胸を躍らせた。
 大会上位入賞は次の皆さん。
【一般】▽1位(公益社団法人日本茶業中央会会長賞)=永野莉乃▽2位(全国茶商工業協同組合連合会理事長賞)=大福博▽3位(公益社団法人京都府茶業会議所会頭賞)=川口恭子▽4位(京都府茶協同組合理事長賞)=下村利枝▽5位(京都やましろ農業協同組合代表理事組合長賞)=山本由美子▽6位(洛南タイムス社賞)=北澤那未
【茶業者】▽1位(近畿農政局長賞)=吉田浩実▽2位(全国茶生産団体連合会会長賞)=今井名理香▽3位(京都府茶生産協議会会長賞)=山北裕士
【子ども】▽1位(NPO法人日本茶インストラクター協会会長賞)=西村太陽▽2位(城南新報賞)=山本涼太▽3位=西出結喜
【来賓】▽1位=井上一▽2位=北村雄介▽3位=田中修
【総合】▽1位=吉田浩実
 
急須で淹れるコツを学ぶ
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住民体育館でも来場者が茶香服にチャレンジした
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