宇治っ子朗読劇団☆Genji 集大成ステージへ迫力増す 「ママ・マルシェ」ブースも


《城南新報2018年3月7日付紙面より》
 
 小学生中心に11人からなる「宇治っ子朗読劇団☆Genji」(野口葵団長)の発表会が11日(日)、宇治市文化センター小ホールで開かれる。1年にわたる活動の締めくくりへ、6期生となる児童らの稽古も最終ステージ。当日は、ロビーで「ママ・マルシェ」も同時開催し、飲食・手作り品の販売ブースが並ぶ。午後1時30分開演。
 
 古典の日(11月1日)制定記念事業の一環となる同センター主催の児童生徒向け講座で、源氏物語の市民への浸透を狙うもの。2012年度から「ひとりものがたり」で知られる六嶋由美子さん(同センター理事)や篠笛・装束着付けの奈須秀子さん、辻久さんが指導に当たり、6期生は昨年6月に始動。現代風にアレンジした掛け合いや、原文がたりをより含んだバージョンに挑むなど宇治十帖を魅力たっぷりに紹介する。
 市内などから集まった子供たちの朗読劇は、市役所ロビーコンサートや「宇治田楽まつり」「宇治福祉まつり」といった市内イベントをはじめ、「朗読コンテスト」「演劇フェスティバル」でも発表し、舞台度胸を身に付けてきた。
 今回の公演タイトルは、「夢の『夕顔』・漂う『浮舟』~源氏物語を彩る可憐な二人姫~」で、はじめに、団員たちが源氏物語第4帖「夕顔」を朗読劇で披露する。
 そして、「衣(きぬ)の会」協力の十二単着付け、クイズコーナーを挟んで、櫛田之扶さん作曲のオリジナル劇中曲に乗せた宇治十帖「浮舟」の朗読が続き、客席をストーリーの世界に引き込む。
 フィナーレでは、AKB48のヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」を平安バージョンに仕立てて踊り、これまでにないドライアイスを使った舞台演出もある。
 団長の神明小6年・野口葵さんは「身振り、手振りも交え、大きな声を心掛け、仲良く練習している。夕顔の決定的シーンでも迫力を出していきたい」と声を弾ませる。
 午後1時開場、1時30分開演。入場無料。先着200人に茶飴をプレゼント。手作り品や飲食など約15ブースが並ぶ「ママ・マルシェ」は午前10時~午後4時までロビーで同時開催。問い合わせは同センター℡39‐9333まで。
 

力強さと迫力を求めて朗読練習に力が入るGenji団員たち
力強さと迫力を求めて朗読練習に力が入るGenji団員たち