3年間の宝物、夢へ前進 公立中学校で卒業式 (宇城久田原)


《城南新報2018年3月15日付紙面より》
 
 地元の宇治・城陽・久御山・宇治田原4市町の公立中学校で14日、一斉に卒業式が開かれ、2494人(男子=1272人、女子1222人)の生徒が学び舎を巣立った。
 このうち久御山中学校では1・2年生と保護者、教職員、来賓が3年生142人(男子83人、女子59人)の門出を祝った。
 南亮司校長は式辞で「為せば成る」「天に貯金をしよう」など、全校集会や学校行事で紹介してきた応援メッセージを振り返った。最後のメッセージで、平昌五輪で活躍したスピードスケートの小平奈緒選手の〝心の金メダル〟を説明。自身の快走後に沸き上がる日本の応援団に対し、次にスタートする選手に配慮して、人さし指を口に当てて「静かに」のポーズで平静を呼び掛けたエピソードに触れ、「思いやり」の尊さを伝えた。「新たな世界に胸を張って笑顔で飛び立って。『夢は叶えるもの』」と強調し、105歳まで生涯現役医師だった日野原重明さんの「keep on going!(前に進み続けよう)」の言葉を贈った。
 卒業生代表の松本甚太朗くんは、答辞で授業や部活動、体育大会、合唱コンクールなど「笑顔あふれる3年間」を思い起こし、「3年間で得た経験は宝物。中学校で学んだたくさんのことを忘れず、社会に出ても大切にしていきたい」と誓った。「一人ひとり夢に向かって歩んでいきます。応援をよろしくお願いします」と力を込め、恩師、家族、後輩、同級生、「久御山中学校の全て」に尽きない感謝の気持ちを述べた。
 卒業生は「桜散る頃―僕達のLast Song」を合唱。式の最後に、3年間無欠席だった皆勤賞20人を南校長が表彰した。
 

思い出を刻んだ学び舎への感謝の気持ちを歌声に託す卒業生(久御山中)
思い出を刻んだ学び舎への感謝の気持ちを歌声に託す卒業生(久御山中)