“久御山”男女Vへ一丸 退職前の阪口校長にプレゼント (全国高校剣道選抜大会)


《城南新報2018年3月15日付紙面より》
 
 府立久御山高校(阪口和敬校長)の剣道部が男女そろって第27回全国高校剣道選抜大会(全日本剣道連盟など主催)に出場を決めた。全国舞台の団体戦アベック出場は2010年のインターハイ以来。同部を府内屈指の強豪に育てた阪口校長の定年退職前、部員たちは恩師に大きな贈り物を届けるため、日本の頂点へ必勝を誓っている。
 
 1月の府高校剣道強化錬成会で久御山は男女各団体で優勝を飾り、26~28日に愛知県春日井市で開催される全国選抜大会への切符をつかんだ。全国舞台では男女とも64校の精鋭がトーナメント戦でしのぎを削る。久御山は昨年、女子団体が8強入りを果たしている。
 ラストイヤーの贈り物に、阪口校長は「最後のプレゼントをしてくれた」と感謝の言葉。部員たちに「府代表の自信と誇りを持ち、戦ってきてほしい」と期待する。女子監督の藤本美教諭は「OB・OGも喜んで応援してくれている。8強以上、全国優勝を目標にチーム一丸となって頑張りたい」と前を見据える。
 大舞台を前に、部員らは14日に町役場を訪れ、信貴康孝町長と戸川和子町議会議長、内田孝司副議長、山本悦三教育長から激励を受けた。
 信貴町長は「剣道は久御山町を代表するスポーツ。自分の力と仲間を信じ、一戦一戦しっかりと戦い『てっぺん』を目指して。ベストを尽くし、悔いの残らない試合に」。戸川議長は「さまざまな人の支えでここまで来ることができたという思いを、全国で発揮してください」とエールを送った。
 男子主将の平井孝洋選手(2年)は「熱心に指導していただいた先生、保護者、先輩、仲間の思いを胸に、一戦一戦、自分たちらしい試合をしたい」と意気込んだ。
 久御山高剣道部の全国大会出場予定選手は次の皆さん。
【男子】
平井孝洋、進藤大明、今村拓哉、小嶋祐仁(以上2年)、山之内将真、丹治倫太朗、中谷太郎(以上1年)
【女子】
荒川日加里、佐野瑞月、大山里佳(以上2年)、佐々木真奈、清水海明、素川佳子、山口ひかり(以上1年)
 

阪口校長㊧、藤本監督とともに必勝を誓う久御山高剣道部男女団体メンバー
阪口校長㊧、藤本監督とともに必勝を誓う久御山高剣道部男女団体メンバー