クラウドファンディング マクアケへ資金サポートを 放ち鵜飼プロジェクト (宇治市観光協会)


《城南新報2018年4月20日付紙面より》
 
 放ち鵜飼実現に向けて、インターネット経由で資金を募るクラウドファンディングの活用が始まった。19日に宇治市役所で澤木万理子鵜匠らが記者発表し、プロジェクト開始となる左クリックを押した。鵜飼を運営する同市観光協会では毎年、「放ち鵜飼プロジェクト」遂行に経費持ち出しとなる状況で、資金面の現状打破を目指す。目標金額を150万円に設定、実施期間は6月29日(金)まで。
 
 宇治市と㈱京都銀行の地域創生連携協定を軸に、国内最大級のアクセス数と約3700件以上の累計プロジェクトを誇る㈱マクアケが提携するクラウドファンディングプロジェクト「日本初!人工ふ化で誕生したウミウによる『放ち鵜飼』プロジェクト」がこの日、スタートした。
 2014(平成26)年、これまで国内外で例のない人工ふ化でのウミウ誕生から昨シーズンまでに、愛称ウッティーで親しまれる若いウミウたちは4代9羽を数える。
 今回、採用したオールイン方式は、目標額に達せずとも、不特定多数の人が寄せた支援金が同協会へ支払われるもの。枯渇しがちな資金調達と共に、鵜飼の認知度アップを狙う。
 目標額は150万円で、実施期間は6月29日(金)までの2カ月間。「購入型」クラウドファンディングで、寄付者は3000円~2万円までの金額別7コースを選択し、同協会ホームページに名前記載、炭山の京焼・清水焼、鵜匠との食事会・鵜舟乗船、放ち鵜飼内覧会などのリターン(見返り)を得る。
 資金の使途は、ウッティーを含む全18羽の飼育・エサ代、鵜の輸送道具、放ち鵜飼する際の仮置き施設整備、トレーニングのための人件費など。
 20(平成32)年の「放ち鵜飼」本格スタートを理想に描く同協会。澤木鵜匠は「この4年は人工ふ化とウミウ育成に力を注いだ。クラウドファンディングで皆さんに応援していただき、期待に応えられるよう頑張りたい」、江﨑洋子鵜匠は「放ち鵜飼は手探りながら、本番に向けてトレーニングしたい」、松坂善勝鵜匠は「飼育もトレーニングも難しく、大変なこと。支援を受けて放ち鵜飼を実現させたい」とコメントした。
 プロジェクトへのアクセスは「マクアケ放ち鵜飼」で検索するか、https://www.makuake.com/project/uji-ukai/まで。
 

澤木鵜匠がマウスをクリックしてプロジェクトが幕開け
澤木鵜匠がマウスをクリックしてプロジェクトが幕開け