ハンガリーの名ピアニスト 優雅な旋律に大拍手 エンドレさんコンサート (城陽市私立保育園連盟)


《城南新報2018年4月25日付紙面より》
 
 城陽市私立保育園連盟(石田實会長、市内4園)は24日、文化パルク城陽ふれあいホールで、ハンガリーを代表する国際的ピアニスト、エンドレ・ヘゲドゥシュさん(63)を迎えたコンサートを開催した。
 会場には、市内にある「里の西保育園」の4、5歳児と「くぬぎ」「清心」「清仁」保育園の5歳児、一般開放された客席にも高齢者施設の利用者ら多くの市民が詰めかけ、約300人がエンドレさんが奏でるクラシック音楽を楽しんだ。
 橋渡し役を務めたのは、里の西保育園の音楽講師・石田陽子さん。学生時代にハンガリーにピアノ留学した際、エンドレさんに師事した縁で、来日の際には、高齢者施設「ひだまり久世」などで慰問演奏を催してきた。
 そして昨年度からは、市内の園児に広く優れた音楽に親しんでもらおう―と、同連盟の加盟園に参加対象を広げ、園児たちに優雅なひとときを提供している。
 2014年3月にハンガリー共和国から国内最高位の文化勲章「Kossuth・Prize」を受けたエンドレさん。
 コンサートの冒頭、ハンガリー語の挨拶「ヨーナポト(こんにちは)」を、園児たちに教え、流暢な日本語で、気さくな人柄をアピールした。
 そのあと、グランドピアノで「トルコ行進曲」や「エリーゼのために」、ハンガリーの作曲家リストの「愛の夢」などを見事に奏で、一曲一曲に大拍手が送られた。
 質問コーナーでは、園児から「どうしたら、ピアノを上手に弾けますか」、「食べ物は何が好きですか」など素朴な質問が寄せられ、エンドレさんは一人ひとりに丁寧に回答。それぞれの園の代表から花束を受け取り、笑顔を振りまいた。
 最後に、園児たちから童謡「ふるさと」の合唱がプレゼントされたエンドレさんは、惜別の気持ちを込めて、故郷の「ハンガリー舞曲」を演奏。約1時間に及んだ園児たちとの思い出深いコンサートを締めくくった。
 

名ピアニストの証…園児と手の大きさ比べも
名ピアニストの証…園児と手の大きさ比べも