“開館10年”4万人超が利用 親子の居場所広がる交流 (久御山町あいあいホール)


《城南新報2018年4月27日付紙面より》
 

心の距離を縮めるオランダ人学生と1年生
心の距離を縮めるオランダ人学生と1年生

宇治市立西小倉小学校(堀井眞校長、325人)で26日、日本の公教育視察に訪れたオランダ人学生らが児童と授業や給食を共にし、交流を深めた。
 EU圏以外の国を初めて視察する一行は、ユトレヒトにある幼稚園・小学校の教員を志望する若者が通うマルニクス・アカデミーの学生22人(男19人・女3人)と教員2人。さらに、自ら理科教育研究で同国をたびたび訪れ、来日をコーディネートした村上忠幸教授と研究室学生8人も同行した。京教大付属小のみならず公立校の実践をこの目で―との要望に応じ、各2学級のすべてに数人ずつが分散して、2~4校時までの授業を見学し、児童とのコミュニケーションも楽しんだ。
 やって来たオランダの学生はすべて2年生で、18~22歳の若者たち。村上教授によると、同国の教育レベルは先進的で、少人数を基本に個に対応。学生たちは、やがて先生となり現場で活躍するのを見据え、算数や社会、音楽、学活などの授業展開に耳目を寄せた。
 訪問に合わせて抹茶揚げパンもメニュー入りした給食を味わい、中間休みには児童とグラウンドを駆け回るなど歓声も盛ん。日蘭の教育の相違をテーマに討論も行い、理解を深め合った。
 

5年生の音楽授業を見学する学生たち
5年生の音楽授業を見学する学生たち