インカの潮流、香ばしさ満点 「世界の料理」教室始まる (城南勤労者福祉会館)


《城南新報2018年4月29日付紙面より》
 
 宇治市伊勢田町の府立城南勤労者福祉会館で28日、ペルー料理教室が開かれ、参加者約20人が調理と試食に胸を躍らせた。
 同館主催「世界の料理」教室(全6回)の初講。ペルー出身者が立ち上げたLCK(文化のつながり京都)や、宇治国際交流クラブ(伊勢村紀久子会長)の会員らが運営を担い、今後も年度を通じて各国の家庭料理などにチャレンジする。
 日ごろ、クラブと市国際親善協会(久保田勇会長)共催のスペイン語教室で講師を務めるエレラ・ルイスさんの妻・玉那覇ジャッケリネさんがアドバイスを送った。日本人の多くが好んで食べるカレーに似たアヒ・デ・ガジーナをメーンに、キヌアスープ、カウサ(サラダ)の3品をグループごとに調理していった。
 ひと通りレクチャーを終え、アヒ(唐辛子)とガジーナ(メス鳥)の名の通り、黄色唐辛子とすりおろしにんにく、みじん切りしたタマネギを炒め、ミキサーにかけた食パン、茹でたあと細長く裂いた胸肉、胡桃、パルメザンチーズ、エバミルクなどを加えると、さまざまなスパイスの香りや湯気が相交り、食欲をそそった。
 大ぶりなジャガイモを蒸してつぶし、レモンやツナと混ぜあわせたカウサ、健康食品として注目されるインカ帝国以来の食物・キヌアのスープを完成させ、和気あいあいと舌鼓を打った。
 ほかに、ルイスさんが本場の味として、ローストチキンや、アルコール度数40℃の葡萄酒「ピスコ」を紹介。紫コーンが生み出すジュースも関心を引き寄せた。
 次回は6月23日(土)午後1時30分~4時まで「タイ料理教室」を開く。参加費1800円。5月23日(水)から同館で申し込む。問い合わせは同館℡46‐0780まで。
 

講師の手ほどきでペルー料理に挑む参加者
講師の手ほどきでペルー料理に挑む参加者