「琵琶園」跡で茶摘み式  茶娘の衣装でにぎやかに 市長、障害者、市民ら参加


《城南新報2018年5月10日付紙面より》
 
 宇治市役所にある茶園で9日、節目の10年目を迎えた茶摘み式が開かれ、参加者らが青々とした新芽を摘み取った。
 足利三代将軍・義満は宇治茶の生産を奨励しており「宇治七茗園」として、永く後世に残った。そのうちの一つが「琵琶園」で、市役所付近にあったとされ、市が来庁者用の2層式駐車場の建設(2001年)に際して茶園を再整備。約250平方㍍の敷地内に玉露・碾茶に適した「あさひ」「さみどり」の茶樹約100本が植えられており、市茶生産組合青年部が肥培管理を手がけている。
 山本正市長は「七茗園の茶園の名残もわずか。琵琶園跡の茶摘みで七茗園の歴史を今一度、思い起こしてほしい」などと挨拶。市障害者福祉施設連絡協議会(藤本一幸会長、18事業所)に属する施設の利用者、市民らが手摘みを体験した。
 女性の一部は、あかねだすきに姉さんかぶりの茶摘み娘の衣装で参加。人気キャラの市宣伝大使「ちはや姫」も登場し、イベントを盛り上げた。
 摘み取った茶葉は、各施設で電子レンジなどを用いて製茶。風味を楽しむことにしている。
 

新芽を摘み取る山本市長や茶摘み娘ら
新芽を摘み取る山本市長や茶摘み娘ら