花のタペストリー最終作 「七夕」の絵柄に入れ替え作業 (宇治市植物公園)


《城南新報2018年5月22日付紙面より》
 
 宇治市植物公園で21日、立体花壇「花と水のタペストリー」の入れ替え作業があり、「七夕」の絵柄がお目見えした。1996年の開園から通算92作目で、今回が最後の作品。8月下旬まで設置する。
 花と水のタペストリーは幅62㍍、高さ18㍍、46段のひな壇状。異なる色の植物のプランターを3675個使い、同園職員考案や公募のデザイン、翌年の干支など季節に合わせて絵柄を年4回描いてきた。園のシンボリックな存在だが、市は財政健全化に向けた各種事業の見直しで廃止を決定。今後は花に代わって、低木の木本類(もくほんるい)を置くという。
 「七夕」の作品はヒメコリウス、コリウス、ベゴニアなど計5種8色による巨大な点描で織姫と彦星、天の川、笹、短冊などを表現した。
 この日は大型クレーン2機を導入し、市造園組合の関係者ら約20人が午前8時から作業にあたった。プランターを載せたパレットがクレーンで順にひな壇の斜面に下ろされると、絵柄に沿って手際良く並べていった。
 絵柄のデザインを担当した同園職員の園芸技師、梅村慎太朗さん(25)は「カラフルでかわいらしい絵柄。子供からお年寄りまで皆さんに楽しんで見ていただけたら」と話した。
 22、23日に仕上げ作業が行われる。見頃は6月中旬以降になる予定。
 

ひな壇の斜面で手際良くプランターを入れ替える関係者ら
ひな壇の斜面で手際良くプランターを入れ替える関係者ら