拳四朗“3たび”王座防衛 2R右ストレートでKO勝利


《城南新報2018年5月26日付紙面より》
 
 城陽市在住でBMBジム=宇治市宇治里尻=所属のプロボクサー、WBC世界ライトフライ級チャンピオン・拳四朗(26)が3度目の防衛戦に成功した。25日、決戦の舞台となった東京・大田区総合体育館には、地元後援会(石田實会長)やBMBの関係者ら約100人が陣取り、拳四朗を後押し。勝利の瞬間、東京のファンとともに熱狂した。
 
 前王者のガニガン・ロペス(36)=メキシコ=とは、昨年5月の東京・有明コロシアムでの激闘以来、1年ぶりの再戦となった拳四朗。
 ライトフライ級屈指のテクニックを有するボクサー同士の対戦だけに、最初のラウンドは双方とも様子をうかがいながら、ジャブの打ち合いで勝機を探った。
 だが、年の差10歳…と若さ、勢いで勝る拳四朗は、2度のフィリピン合宿でサウスポー対策を十分に行った成果が中盤から発揮され、徐々に自分の距離感で、有効打をロペスに浴びせ始める。
 第2ラウンドに入り攻勢に出た拳四朗。強烈なボディへの右ストレートが決まると、リングに崩れ落ちたロペスは立ち上がることなく、1分58秒見事なノックアウト勝ちを決めた。
 世界タイトル3度目の防衛を果たした拳四朗は、これでプロ入り後13戦全勝(7KO)。チャンピオンとなって以降、元王者のロペスを2度、同じく元王者のペドロ・ゲバラ(メキシコ)も倒しているだけに、WBC世界ライトフライ級では向かうところ〝敵なし〟。
 まさに、絶対的王者の座に登り詰めた拳四朗。今後の活躍が大いに期待される。
 
◇◇“6月1日” 拳四朗、城陽市に凱旋◇◇
 
 WBC世界ライトフライ級チャンピオンの防衛V3に成功した拳四朗(本名・寺地拳四朗さん)は、6月1日(金)午後0時15分、故郷・城陽市に凱旋する。
 市役所が耐震補強工事中のため、西隣の市福祉センターホールを会場に、セレモニーを開き、拳四朗が奥田敏晴市長や地元後援会の石田實会長らから祝福を受ける。
 後援会では、数多くの地元ファンに参加を呼び掛けている。会場では、プロボクシング界で全勝街道をひた走る拳四朗から、今後の抱負やロペス戦の感想を聞けそう。

勝ちどきを上げてリングをあとにする防衛V3達成の拳四朗
勝ちどきを上げてリングをあとにする防衛V3達成の拳四朗